なぜ2つの方法が存在するのか理由を考える | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

多くのことに言えることですが、方法は2つ以上あります。

 

例えば、

紙幣と貨幣。

コンパクト、取り扱い、耐久性は、貨幣です。

日常生活は貨幣が便利です。

軽量、製造の容易性は、紙幣です。

 大金による取引は紙幣ですね。

両方を兼ね備えたのが電子マネーです。

ただし、ハッキングやカード読み取りされるかもしれないという恐怖を乗り越えるかも必要があります。

 

例えば、鉄とマンガンの処理方法。

塩素処理とオゾン処理があります。

 

こんな具合に2つの方法がある時、なぜ2つの方法が存在するのか考えるべきです。

 

例えば、鉄とマンガンの処理方法。

なぜ、2つの方法が存在するのか?

 

これら2つともの酸化処理。一般的には塩素です。この場合、塩素の注入点は前塩素が基本。でも、前塩素の場合、トリハロメタンが発生する。これが問題になる場合、オゾンにより酸化処理を導入するわけです。

(詳しくは こちら をどうぞ)

 

こんな風に、2つの方法が存在する場合、必ず、メリットとデメリットがあります。

 

このメリットとデメリットについて整理して、顧客にとってベストな選択を提案するのが、コンサルタントの仕事ですね。

 

そして、資格試験では、なぜ、2つの方法が存在するのか理由を考えることが極めて重要です。出題者はこれを理解しているかどうか、聞いてくるからです。