こんばんは


早いものでミネラルフェアから2週間が経過しました。


ようやく時間ができたので戦利品の紹介です。


今回は🇺🇸ブース科入手したアロサウルスの標本から




標本長30mm、歯冠高23mmとアロサウルスにしては小さめの歯ですから亜成体の歯ではないかと思います。
では、色々な角度から目


舌側


舌側口先より
こちら側はエナメルが一部剥げセレーションが削れています。



唇側口先より


唇側別角度


基部

ご覧の通り基部は丸っこくアロサウルスにしては太い歯なのでpremaxっぽい印象を受けます。

エナメルは状態はイマイチですが割と残っておりセレーションもそこそこ綺麗に残っているにしては、最近の化石軒並み値上がりラッシュの中これはリーズナブルでした


まぁリーズナブルにはリーズナブルな理由があるわけで歯冠の先端部は綺麗にパテ埋めされています(少し色の濃い部分です。)分かり辛いのが流石です(褒め言葉)


さて、こちらは歯は販売時premaxと紹介されていましたがキープして一旦帰宅後自宅にあるpremaxと比べてもどうも腑に落ちない点が




この咬耗面です。

ちなみに色の濃い左下部分が補修箇所です。

歯凸部から舌側でなく唇側に咬耗面が見られます。


ではこちらの歯がpremaxか否か、手持ちのアロサウルスのpremaxと比較します。

ちなみに比較対象のpremaxがこちらです。




舌側


唇側







基部


こちらは標本長40mm超えますので成体に近い個体の歯であると思います。


比べてみると形状と咬耗面が異なるように見受けられます。このpremaxの咬耗面はエナメルが剥げているだけかもしれませんが唇側、舌側とも見られますが通常であれば歯骨歯の唇側にpremaxが接するので咬耗面は舌側だけに見られるはずです。


さらに今回のアロサウルスの歯と手持ちの標本に似たような咬耗面を持つ標本があるので比べてみました。




モロッコからお馴染みのカルカロドントサウルスの歯でこちらの標本長は38mmです。



手前が喉側、奥が口先側になります。ご覧のように唇、舌側両方に咬耗を認めますがアロサウルスのpremaxに比べると薄い歯です。

こちらは某世界的オークションサイトで購入したのですが、その際premax?となってました。

恐らく唇側に咬耗面があるのでそのようなキャプションが付いたかと思いますが、アロサウルスのpremaxの形状とはこちらもだいぶ違いますし、今回のアロサウルスと似ています。


以上の比較から今回のアロサウルスの歯は咬耗面が唇側に見られるのでpremaxではなく歯骨歯の前方の歯ではないかと考えました。

購入後に🇺🇸ブースのサポートのI先生にもカルカロドントサウルスの歯と今回のアロサウルスの歯と手持ちのアロサウルスのpremaxと比べて見ていただき私の仮説を説明したところ仮説通りpremaxより右前方の歯骨歯である可能性が高いとの見解で一致しました(先生ありがとうございました爆笑


アロサウルス好きの私としてはpremax、前方歯骨歯、上顎又は歯骨歯の大きめの歯の3パターンをコレクションしたかったのでこれで全て揃った(はず)事になりますクラッカー


ティランノサウルスも3パターン欲しかったですが上顎歯、歯骨歯共に今では車が買えてしまうので、夢のまた夢ですね。

d1と亜成体のpremaxがコレクションにいるだけで良しとします。

ただ、カルカロドントサウルスのpremaxってあんなに歯が出回ってるのになんで見当たらないんでしょう。

不思議です(密かに未だに狙っています)




最後にアロサウルス三兄弟です。


次回はプロトケラトプス?の歯を紹介します。