国立劇場 | しがらみ日記 シーズンセカンド

国立劇場

しがらみ日記 シーズンセカンド



昨日は半蔵門の国立劇場で撮影。



初夏にNHKのドキュメンタリー番組 『Last Artizsans』 で取材した


「江戸写し絵」 を含む、伝統芸能4演目のオムニバス公演があり、


劇団みんわ座さんに 「専属撮影班」 として帯同してきました。



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国立劇場の舞台裏に入れる機会なんて、そうそうありません。


てゆうか、最初で最後かも?



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芸能の歴史と伝統が染み込んだ、


ウッディで、クラシカルで、重厚なステージ。


スタッフも気難しそうな爺さんたちが、うじゃうじゃいます。


今日はいちぽん、大人しくしてよう、と思いました。



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楽屋も、なんか雰囲気抜群。


部屋いっぱいあるし、廊下長いし、カーペット赤いし。


となりの大劇場では歌舞伎やってるらしく、


白い顔した役者さんがうろちょろしてるし。



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しかもなんと、「楽屋食堂」 まである!


社食、学食マニアのいちぽんが、スルー出来るはずがありません。


ここはやはり、定番のカレーでしょう。

食堂のスペックは基本、カレーを食えばわかるものです。


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残念でした。


美味しくなかったです。



レベルで言うと、ハウスククレカレーです。


カツカレーですが、カツはハムカツみたいにペラペラです。


580円でも、許しません。


なか卯とか見習えや、国立!



お客は一緒に入ったみんわ座の劇団員2人と私の3人のみ。


30席ある食堂は、閑散。


皆さん、よくご存じだ。



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撮影はゲネのみしか許可が下りなかったので、


本番は客席で普通にお客として楽しみました。



1.車人形 西川古柳座 「小栗判官一代記 矢取りの段」 (説教節)


2.地芝居 あきる野座 「絵本太功記 本能寺の場」 (義太夫節)


3.江戸写し絵 劇団みんわ座 「葛の葉」 (新内節) 「だるま夜噺」 (落語)


4・無声映画活動弁士 澤登翠 「チャップリンの冒険」 「番場の忠太郎 瞼の母」



さすがに4演目見ると、おなかいっぱいでしたな。


カツカレーの分は取り戻せたのではないでしょうか。




ここで教訓の一句。



「国立の カレーはあまり うまくない」



お粗末でした。