【賃貸管理ビジネスの可能性(家賃減少エリアから感じること)】一之瀬 圭太 | 一之瀬圭太の”賃貸管理会社の業績最速向上ブログ”

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船井総合研究所の一之瀬圭太です。
今日は、特に地方都市の賃貸管理ビジネスで感じる動きについて、
です。


家賃相場が極限まで下がっているエリア。

低いところで平均2万円台の家賃帯のエリアが出始めている。

今後、賃貸管理ビジネスが成り立つのか?
将来を考えると、いろんな可能性が見えてくる。


特に、昨今の利用者フリーの流れから感じるのは、もしかしたら
入居者の賃料ゼロの時代が来るかもしれない、ということ。

市場が収縮し、地域密着の度合いがより濃くなったときに、地域
の商店や企業連合が賃貸物件の外壁、屋根、クロス・・・等に
広告を出し、広告料をオーナーに支払う。

住んでいる入居者は、日常生活の中で、極力広告を出している
企業を利用する。
もちろん、入居中の賃料はゼロ。

賃料2万円程度のエリアであれば、1室につき100社が広告を利用
すれば、1企業の1室あたりの負担は200円程度。
これがオーナーに支払われ、賃料の代わりになる。
1企業が1000室に広告を出せば、20万円でヘビーユーザー顧客が
手に入る。

顧客の購買頻度が高い業態ほど、成り立つ可能性は高い。
業態によっては、非常に安価で費用対効果の高い広告宣伝になる。

賃貸管理会社の顧客は入居者、オーナーから、企業、オーナーになる。
不動産業から広告業にスライドする。


・・・そんなことを考えると、近いうちに、ソフトバンクとか、コカコーラ
とか、奇抜な外壁の築30年のアパートが出てくるかもしれない。。。