ようやく遅い梅雨入りを迎えた6月23日、空から少し雨がパラパラと降る中、野営章1の活動の日です。

スカウト19名、リーダー4名の参加です。


いつも通り、集合したらフライを建てます。

スカウトたちは、積極的に万力結びを取り組む姿が見られますニコニコ

フライの下で整列して、隊長に各班報告🫡
 

当番班、国旗掲揚🇯🇵

隊長から国旗儀礼の方法について指導があり、正手が左、副手が右に立ち、それぞれの役割について説明してもらいました。

班長次長がお休みだと、年下スカウトたちも時々国旗儀礼で前に出ることがあります
しっかりと聞いて覚えておきましょう上差し
 
今回もジャンケンで担当を決めて、スカウツオウンサービスを始めます。
今日の担当は、S君。
「スカウトは親切である」というおきてを全員で復唱し、S君が自分が思う親切について語ってくれましたおねがい
黙想!ハットを胸に当て、自分の内面の思いと向き合います。
今回の「親切」を含めてボーイスカウトのおきては8つあります。
おきての実行を普段から意識して、行動してみるといいですねOK
 
次は、今日のソングをやるぞ~と隊長から声がかかります。
隊長から以前配られた「スカウトソング」の紙をハバザックから出して再び集合。
今日は、『月下の営火』というソング。

スマホの音源と隊長の美声✨を聞きながら、ソングを歌います♪

スカウトのリクエスト?で『班会議の帰り道』も歌いました。
ストゥドラストゥドラストゥドラブンパ♪のリピートは息をせずに!だそうですよ^_^

 

そして、今日のロープは、よろい結び。

ロープの中ほどに、輪を作る結び方。

5月のロープ結びの活動でやった、バタフライノットに似ていますが、よろい結びは強度が強くないけどバタフライノットより簡単です。

キャンプ場でモノをひっかけたいときなどにロープに輪っかを作るときに使えそうグッ

班長次長や、リーダーに教えてもらい、クリア!

 

さて、ここから野営章1の活動。

今回は、野営に関する知識を隊長からの講義で学ぶ座学編です。

次回、晴れることを祈って、野営章の実技編としてテントを建てて実践で学ぶ「野営章2」の活動が待っています。

 

●2級章項目から、なたやのこぎりなどの刃物の扱い方、手入れの仕方を学びます。

なた等の鉄の刃物は、地面に直接置くと錆びるので地面には置かないようにとのお話。

中3スカウトに質問しながら講義は進みます。

また、普段、フライを張るにつかう金属のペグも使用後に泥がついたままだと錆びやすいです気づき

できれば洗って乾かしたいのですが、それも大変なので、軍手をはめた手で泥をおとすといいぞ、という隊長のお話指差し

ぞうきんがなくても軍手なら持ってるもんね。

より丁寧な手入れは、ペグもナイフナイフも洗って乾かしてオイルを塗るとよいとのこと。

 

●1級章の項目で、キャンプにおけるごみ処理や食料保管方法について。

中3スカウトが指名され説明します凝視

ごみを放置すると野犬やカラスがやってきます。しっかり処理しておくこと。また、生ごみは水道に流さないようザルで受けて片付けます。

いつもやってることだから、スラスラっと答えられたね♪

食料保管も風通しのよいところがよい、また、寝るテント内は、人の体温で思った以上に暑くなるので食料保管は適さない、などなど。

小6スカウトもしっかり聞いて覚えておきましょうウインク

 

●キャンプにおける用便については、最近はキャンプ場にトイレがあるので困ることはありませんが、ベンチャー隊になると、無人島キャンプではトイレがありません笑い泣き
そんなときの注意点は、、、?

キャンプサイトから離れたところにスコップで掘って行うことや、目印をつけることなど、Y副長からも過去の経験を含めてお話がありましたチュー

 

●野外炊事章(1級章)の「マッチに防水加工を施し、携帯用の防水容器に入れて提出する」という項目に取り組みます。

隊長から、マッチとろうそくが配られ、さっそく防水マッチを作ります🔥

作り方は、マッチ棒の先にろうを垂らし、先をろうで覆います🕯

小6スカウトは、ろうそくに火をつけるためにマッチを擦ること自体にまだ慣れていないので、がんばって何度も擦るスカウトも
ろうそくに着火したら、丁寧に垂らし。。。
だんだんろうそくも短くなってくるので、火に気を付けてびっくり
 
出来上がった防水マッチの性能を確かめるためにも、水につけてから擦るといい!と隊長に言われ、雨が降った水たまりを探して、ろう付きマッチの先をぽちゃんとつけます。
そして、マッチの先についているろうを爪でけずって、箱の側薬にシャっと擦ると、、、
火がついた❗️
防水マッチ、作成成功チョキ
あとは、防水マッチをジッパー袋などの防水容器に入れておくといいね。

 

●野営章の項目で、キャンプ地を選ぶときの条件と、キャンプ地にあった班サイトの作り方を学びます。

「進歩の手引き」という冊子を見ながら解説キョロキョロ

テントサイトはキャンプ地のどこにあるといい?と隊長からの質問。

炊事や活動の動線を考えて配置するといいね。

 
●1級章の項目の「1泊以上のハイキング計画書を作成する」については、計画書の見本を配布してもらいました。
1級章取得を目指すスカウトは、参考にして作成してみましょう。
 
ここでおやつ休憩。あったかい飲み物を飲むスカウトも
一息ついたら、また座学再開ですグラサン

 

●野営章の「夜のキャンプサイトにおける正しい明かりの取り方」という項目について学びます。

「普段使用しているランタンは電池式だ、これは使い方が分かるな?」

隊長から説明があり、他にも、ガソリンや灯油を使ったランタンもあるのですが、今回はガソリンランタンの使い方を学びましょうとのことウインク

隊長がガソリンランタンのタンクにホワイトガソリンを注ぎます。

ホワイトガソリンとは、車で使うガソリンと成分は同じだけど、添加物が入っていないのでススがでにくいとのこと。

ここでガソリンランタンに必要なのが、ポンピング気づき
タンク内に圧力をかけガソリンを気化させて燃料を送り出すためです。
スカウトにポンピングをやってもらいますが、なかなか力が要りますチュー
穴をふさぎながら、ポンプノブをプッシュします!
 
もうちょっと高圧にする必要があるので、隊長にバトンタッチしてポンピング継続。
すると、そして着火するとあたたかみのあるランタンの明かりがともりました✨
ランタンの明かりの周りのガラス部分の名前は、分かるスカウトはいるか?と聞くと、中1スカウトが挙手して「ホヤ」と答えてくれました。
正解だ、隊長はスカウトのときにこのホヤをさわり、皮膚がとけそうになった(とけた?)ことがあるとのこと。ホヤは大変熱くなるので、注意しましょうガーン
また、この赤く光っている明かりの部分の名前をスカウトに聞くと再び同じスカウトが「マントル」と答えてくれました^_^
隊長は、実物をスカウトたちに回してくれました。
シンプルな柔らかい網の袋ですが、それを灰化(いったん燃やす)させて使用しています。

 

●野外炊事章の「キャンピングストーブを使用して炊事をする」という項目について。

ここでいうストーブとは、持ち運び可能な調理用コンロのことで、今回は隊長のガソリンバーナーを使って実際に火をつけてみます。

まずは先ほどと同じく、ポンピングが必要なので、何度も押して圧力を加えます💪

がんばれ!!

ポンピングを隊長に交代ニヤリ

着火器具を使い、スカウトが着火!ボッと一瞬で着きましたね🔥

この上に鍋など置いて調理可能です🥘

バーナーに手を伸ばしているスカウトがいますね。
着火時は赤い火も、高温となり青くなってるので見えにくいですが、あったかいようです照れ
 

●最後は、野外炊事章の非常食についてのお話。

まずは非常食と行動食の違いについて、中3スカウトが答えてくれました。

非常食を具体的に分かるスカウトは?と言うと、小6スカウトも元気に挙手して答えますパー

お湯が必要なインスタントラーメンなど、水で食べられるアルファ米、お湯も水も必要ない缶詰などニコニコ

キャンプでも非常食は用意しておくとよいですが、災害にも備えて改めて準備しておくといいですね。

しっかりメモをしているスカウトもいました。
すばらしい!!
 

帰りのセレモニーは、当番班スカウトの「光の路」の指揮♪

次回は、野営章2の活動です。
晴れますように☀️