ようやく遅い梅雨入りを迎えた6月23日、空から少し雨がパラパラと降る中、野営章1の活動の日です。
スカウト19名、リーダー4名の参加です。
いつも通り、集合したらフライを建てます。
スカウトたちは、積極的に万力結びを取り組む姿が見られます
当番班、国旗掲揚🇯🇵
隊長から国旗儀礼の方法について指導があり、正手が左、副手が右に立ち、それぞれの役割について説明してもらいました。
スマホの音源と隊長の美声✨を聞きながら、ソングを歌います♪
そして、今日のロープは、よろい結び。
ロープの中ほどに、輪を作る結び方。
5月のロープ結びの活動でやった、バタフライノットに似ていますが、よろい結びは強度が強くないけどバタフライノットより簡単です。
キャンプ場でモノをひっかけたいときなどにロープに輪っかを作るときに使えそう
さて、ここから野営章1の活動。
今回は、野営に関する知識を隊長からの講義で学ぶ座学編です。
次回、晴れることを祈って、野営章の実技編としてテントを建てて実践で学ぶ「野営章2」の活動が待っています。
●2級章項目から、なたやのこぎりなどの刃物の扱い方、手入れの仕方を学びます。
なた等の鉄の刃物は、地面に直接置くと錆びるので地面には置かないようにとのお話。
中3スカウトに質問しながら講義は進みます。
また、普段、フライを張るにつかう金属のペグも使用後に泥がついたままだと錆びやすいです
できれば洗って乾かしたいのですが、それも大変なので、軍手をはめた手で泥をおとすといいぞ、という隊長のお話
ぞうきんがなくても軍手なら持ってるもんね。
より丁寧な手入れは、ペグもナイフも洗って乾かしてオイルを塗るとよいとのこと。
●1級章の項目で、キャンプにおけるごみ処理や食料保管方法について。
中3スカウトが指名され説明します
ごみを放置すると野犬やカラスがやってきます。しっかり処理しておくこと。また、生ごみは水道に流さないようザルで受けて片付けます。
いつもやってることだから、スラスラっと答えられたね♪
食料保管も風通しのよいところがよい、また、寝るテント内は、人の体温で思った以上に暑くなるので食料保管は適さない、などなど。
小6スカウトもしっかり聞いて覚えておきましょう
●野外炊事章(1級章)の「マッチに防水加工を施し、携帯用の防水容器に入れて提出する」という項目に取り組みます。
隊長から、マッチとろうそくが配られ、さっそく防水マッチを作ります🔥
作り方は、マッチ棒の先にろうを垂らし、先をろうで覆います🕯
●野営章の項目で、キャンプ地を選ぶときの条件と、キャンプ地にあった班サイトの作り方を学びます。
「進歩の手引き」という冊子を見ながら解説
テントサイトはキャンプ地のどこにあるといい?と隊長からの質問。
炊事や活動の動線を考えて配置するといいね。
●野営章の「夜のキャンプサイトにおける正しい明かりの取り方」という項目について学びます。
「普段使用しているランタンは電池式だ、これは使い方が分かるな?」
隊長から説明があり、他にも、ガソリンや灯油を使ったランタンもあるのですが、今回はガソリンランタンの使い方を学びましょうとのこと
隊長がガソリンランタンのタンクにホワイトガソリンを注ぎます。
ホワイトガソリンとは、車で使うガソリンと成分は同じだけど、添加物が入っていないのでススがでにくいとのこと。
●野外炊事章の「キャンピングストーブを使用して炊事をする」という項目について。
ここでいうストーブとは、持ち運び可能な調理用コンロのことで、今回は隊長のガソリンバーナーを使って実際に火をつけてみます。
まずは先ほどと同じく、ポンピングが必要なので、何度も押して圧力を加えます💪
がんばれ!!
着火器具を使い、スカウトが着火!ボッと一瞬で着きましたね🔥
この上に鍋など置いて調理可能です🥘
●最後は、野外炊事章の非常食についてのお話。
まずは非常食と行動食の違いについて、中3スカウトが答えてくれました。
非常食を具体的に分かるスカウトは?と言うと、小6スカウトも元気に挙手して答えます
お湯が必要なインスタントラーメンなど、水で食べられるアルファ米、お湯も水も必要ない缶詰など
キャンプでも非常食は用意しておくとよいですが、災害にも備えて改めて準備しておくといいですね。
帰りのセレモニーは、当番班スカウトの「光の路」の指揮♪