顎、口。
かみ合い、養う。
☆
[頤|おとがい]は「顎」のことである。
養い、養われるという意味も派生する。
口には食べ物が入り、言葉が出て行く。
物質とミームは循環し続ける。
よくもわるくも。
この卦を見るととにかくいつも、こちらに向かってぱかぁっと開けられた口を想像してしまう。中にはなにもない。
食べ物をよこせと言っているのか。
食べ物以外の、何か別のことを言っているのか。
威嚇しているわけではなさそうである。
では、なんなのか。
どういう状況なのか。
何か訴えようとしているのか。
その辺が判断のポイントになりそうだ。
