謙虚 | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

身の丈のままに。

   ☆

身の丈に合った謙虚さならば、その身体と共鳴するにちがいない。

経文の中では、これを「鳴謙」と呼ぶ。

身の丈より大きくとも小さくとも、その「謙虚」さは不協和音を奏でる。

この不協和音に直接対応する言葉は、経文の中にはない。

だけど、

「謙謙」は君子だから、大川を渉れるのであって、小人なら、たぶん嫌味になり、
「労謙」は君子だから、有終の美を飾れるのであって、小人なら、たぶん自慢に終わってしまうのだろう。

しかし今日も生きていくのである。

小人だけど。