[一時|いっとき]、とどめられる。
☆
待つということではない。
抑えつけられているわけでもない。
さて行こう! とすると、雨が降ったり止んだりして、とどまる、とどめられる……そんな感じ。
あるいはそのような「一時停止」が必要だ、ということである。
大勢に影響を与えることのない「停止」だ。
だけど、必要。
「とどまる」といっても少しだけのことだ。
だから進んで行こうすれば、そのまま進んでゆくことも容易にできる。
しかしそんなふうに無理に突き進むと……たいがいの場合、[失敗す|コケ]る。そんなタイミング。
心がはやって行きたいところを「ちょっとだけ立ち止まる」というのは、口で言うほどカンタンではないのかもしれない。
