新芽 | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

硬く冷たい大地を破ろうとする新芽。

   ☆

天空と大地という舞台がととのったところで、タネは芽を出そうとする。

大地はやわらかくて、すべてをつつみこむイメージもあるが、表面は硬く、冷たい。そうでなければ万物を支えることはできない。

なんであれあらゆるものは大地から産まれてくる。
なにかかが産まれようとする時、大地は、硬く冷たい表面にすきまをあける。

ほんのちょっとだけ。

周囲の援助もあるが、新芽は基本、自力でのびなければならず、甘やかすわけにはいかない。

きびしい母親である。