ミケ様
にゃんこ先生です。
人間の都合でビルの新築工事が始まりました。
いつもの駐車場がなくなりました。
集会ができませんがな。
私、幹事です。
酒樽の上で思案中(寝てるんじゃありません)。
☆
前回はちょっと尻切れトンボ気味でした。
(Q003) この世界とはどんなものなのでしょうか?
捉えているスタンス(視点・出発点)を明確にしてもらえますか?
答えは一回では終わらないと書きましたが、まだこの質問に答えている最中です。
やっと基盤になる陰陽にたどりついたところ。
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前回までのお話を踏まえて、以下の資料をごらんください。

【<ebisu01_inyou>恵比寿猫集会で配った陰陽の概念】
資料を見ますと、
「高い=陽、低い=陰、明るい=陽、暗い=陰……」
のように、一見、もっともらしく書いてあります。
「こういうもんです、にゃはは」
と言われてスルーされてしまっても、
「ああ、そうかにゃ」
で終わっちゃいそうだよね。
でもそれって、結局ぜんぜん陰陽の本質をとらえてなくて、それどころか、「そういうもんだ」と、固定的にとらえられてしまう危険性だってあります。
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「陰陽の本質」なんて書くとムズカシゲだけど、一言で言えば「差異」ってことなんです。
差異のあるところには流れが生じます。
極東から地中海地帯にとどけられた品物は地中海地帯に「なかった」から珍重された。
あっちにあって、こっちにない。
これ、差異です。
それがないところに、それをもたらす。
これ、商売です。
商売という活動が見いだした差異は、経済活動というお金の流れを生みます。
差異が大きければ大きいほど、流れも激しく、大きくなる。
後世その流れは、シルクロードと呼ばれるようになりました。
別の例で言えば、気圧の差のあるところに空気の流れが生じる。
これ、風です。
高気圧から低気圧へ。
気圧差が大きいと嵐になる。
そよ風ならいいけど。
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【fig006差異と流れ】
この差異によって起こる流れが宇宙の血流です。
もちろん血流というのはたとえで、これが止まってしまうと宇宙が「死んで」しまうかというと、そんなことはない。
宇宙が「死ぬ」なんてことはない。
確かに差異がなくなったとすると、流れはなくなります。
だけどそれは宇宙が「死ぬ」ということじゃない。
もとの差異のない、「ひとつのもの」におさまるだけのこと。
もともとそうである、「ひとつのもの」に。
☆
差異があろうとなかろうと、「ひとつのもの」は「ひとつのもの」です。
今のところこの「ひとつのもの」は、自分自身をつつき回すという、ゲームをやめる気はないようです。
この地球の、この宇宙の、多様性がその証拠。
だから私らは「多様であること」を、大事にしなきゃならんと思うんです。
それが宇宙の法則に乗っかることだから。
「一枚岩」っていうのは、必ず亀裂が入ります。
不自然だからね。
どこかに無理がある。
☆
宇宙が自分自身を確かめるためにやる、「つつく」という動作。
この差異の発生についてはもうひとつ、おもしろい話があります。

【fig007情報伝達】
上の図で左の、ちょんとつついたところの差異が、ひとつの「情報」だったとしたらどうだろうね?
とりあえず図の上では、YESかNOか、ONかOFFかという1bitの情報にしてあります。
宇宙は「ひとつのもの」で、だから差異は必然的に対称的に生まれる。
図のつつく動作は、「すぐさま」別の所に「でっぱり」を生じる。
これはつまり左の1bitの情報が、右のでっぱりとして「伝わった」ってことになるんじゃない??
「すぐさま」。
ここまでのお話では、まだ「時間」は登場していません。
時間はまだ「ない」んです。
ということは、この情報の伝達は、光速を越えている……??
いやまて、そういやまだ「距離」も登場してなかったぞ。
☆
いやいやいや。
そもそも。
そもそもだね、
この図に描かれた「空間」つうのはなんなんだい?
どこにあるんだい?
ということで、続きます。
ああなんか、だんだん深みにはまっていくような……