「盆栽」の面倒を見始めた。
2月の終わりごろ、
深大寺境内近くの植木屋で買ってきたもの。
同じく境内近くのソバ屋の「十割そば」より、
やや安い値段だった。
というより、ソバが高いんだ。
ウマかったけど。
動物は、
インコと熱帯魚のベタ以外飼ったことはないが、
植物は、
鉢植えが各部屋にひとつずつある。
こういうひとたちは、
カミさんがどこからかもらってくるのだが、
もらってくるクセに、もらってきたご当人は、
ぜんぜん植物に興味がないときている。
そんなわけで、日々の水やりとか、
ごくたまにの肥料やりとかは、
いきおい、ぼくがやることになる。
けっして才能のせいではないと思うが、
日当たりとか気温とかの環境の恩恵で、
こいつらがまた良く育つ。
結婚したときに、
助手席にちょこんと乗ってやってきた青年の木に至っては、
常磐ハワイアンセンターばりに(ちょっとオーバー)
天井まで届きそうな勢いになったのでやむなく剪定。
ともあれ、よく育ってくれると気分のいいもので、
それに乗じて……
いや、それでも、植木屋のおばさんに、
「これ面倒見るのカンタンですよねっ、ねっ、ねっ」
と、何度も念を押して、
買ってしまったのがこの盆栽なのである。
枯らしたらカワイソウだと思って
何度も念をおしたわけだが、
おかげさまで、
今のところ順調に育っている。
写真ではよくわからないかもしれないが、
最近になって新芽がいっせいに芽吹いた。
こういうところを見るとはやりウレシイ。
春である。
震である。
東なのである。
日、いずるんである。
まあ、しかし……
ブログにボンサイの写真載せて
よろこんでいるってのも……
なんかちっと、
オレもヤキがまわってしまったかな、
と感じる、
今日この頃だったりするのでした。
ちゃんちゃん。
Data----------
【やきが回る】
頭のはたらきや腕前などが衰える。ぼける。
もと、刃物などを焼くのに、火加減が行きわたりすぎて、
かえって切れ味がにぶるの意。
転じてすっかり古ぼけたさまになるの意になり、
さらには、衰える、ぼけるの意をも表すようになった。
(「美しい日本語の辞典」小学館2100円 よりまるうつし。
↑あ、これおもしろい本デスヨ)
【シロシタン】
5月初旬白色の花をさかせ、早秋には赤い実に色づく。
冬の到来まで赤い実を楽しめる。
○水やり
鉢底まで水がしみるまでたっぷりかける
12月~2月:3日に1回
3月~4月:1日に1回
5月~9月:朝夕2回
10月~11月:1日に1回
○肥料
2月、6月、9月の年3回、
化学肥料、油粕等少量。
(買ったときに鉢にささってた札から一部抜粋)