ドリームブック | ぼくは占い師じゃない

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易のブログ……だったのですが、最近は白橋 升としての創作活動「遊星出版」の話題や日常雑記を綴っています。遊星出版のサイト(Googlesite)で作品を紹介しています。活動や作品の紹介はこちら(遊星出版公式サイト)→https://sites.google.com/view/yuusei-press

 
ようやっと試験も終わり、
一段落つける期間がやってきた。
少し時間ができたのでブログを整理して、
新しく「書棚」というテーマを追加した。
…と、整理してみると、読んでいる割には記事は少ない。
じゃあ、ここらでもう一本追加。新刊じゃないけれど。
 
「ドリームブック
夢のシンボル辞典」
ベティ・ベサーズ著
中央アート出版社
税抜き1600円
 
夢に興味はおありだろうか。
今回は、瞑想の先生に教えてもらった本のご紹介。
 
「ああ~、なんだ、よくある夢解釈本か、つまらん」
 
と思ったアナタ、ちょっとまってほしい。
ぼくも最初はそう思った。
でも実際に使ってみると、自分の内面を探るための、
なかなかいいヒントになったことが多々あったのだ。
まあ、これは、ぼくのニーズがタマタマこの本の内容に合っていたという、
ただそれだけのことなのかもしれない。
でも、この類の本には、ずいぶんがっかりさせられ続けてきたぼくには、
新鮮な驚きだった。
 
そもそも夢ってなんだろう。
 
瞑想の先生によれば、「カルマの解放」プロセスの一種だそうだ。
こういうと、一気にアヤシイ雰囲気が盛り上がってしまうが、
先生が言わんとしている「カルマ」は、
主に現世における活動(日常生活)から発生するストレス・負荷のことである。
 
弾力のある板に、荷物をどんどん積み上げていったとしよう。
最初、板はしなって荷物を支え続けることができるが、
やがてある一点を超えると、「しなり」の限界を超えて折れてしまい、
荷物はくずれてしまう。
(易システムのシンボルでいう、
コード番号25「大過」。
スイマセン、テーマ=「占い」では、まだご紹介できていません)
この荷物が「カルマ」であり、
折れる前に荷おろしするプロセスがすなわち、
睡眠を取り「夢をみること」というわけだ。
大戦中のナチの拷問(実験だったか)に「眠らせない」、
というものがあったらしいが、夢・睡眠というプロセスを奪われた人間は
正常でいることができなくなってしまう。
板が折れてしまうのである。
 
したがって、そんな荷おろしプロセスを分析したり、気にしたりすることは、
ムダとは言わないが、あんまり益はナイヨ……
とまあ、そのときはそんなハナシだったと記憶している。
 
折衷案のようで、ずるいと言われるかもしれないが、
ぼく自身は、カルマ(負荷・ストレス)の解放プロセスという側面もあるし、
普段自分が意識していない、もっと大きな「自分」からの
メッセージ・カプセルである側面も、双方ともあると考えている。
比率は……その人が日常どんな生活を送っていて、
どんな「考え癖」があるかにもよるが、
今の世の中……
ま、総じて前者の比率のほうが圧倒的に高い気もする。
 
それでも後者、「大いなる自己」からのメッセージもないことはないはずなので、
単に日常の活動に付随した反応のような夢、
あるいは、ストレス解放の夢等ではない、と、あなたが感じた夢は、
上述の本を使って調べてみると、おもしろいことがわかる「かも」しれない。
 
本の構成は、辞書構成でキーワードをひいて調べるおなじみの形式。
前半三分の一は「夢で自分を知る」ためのマニュアル、
良質の読み物となっている。
 
いずれにしても判断するの「あなた」だ。
夢は、他でもない「あなた」が見るものなので、
本当の正解を知っている人間も「あなた」以外にはいないというわけである。
書かれている解釈に同意できなければ、それにとらわれる必要はない。
そのことは、本の中でも明確にうたわれている。