「震」のイメージ | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。


しん


学校に行き始めて、
「解剖学」なんていうお勉強を、
やらされる羽目になりました。


ベロの上皮組織に「味蕾」という仕組みがあります。
なんて読むのかと思っていたら、
ミライと読むそうです。
味孔というくぼみから味細胞を介して、
神経に味覚刺激が伝わるところですが
(おおっ、急に細かくなったゾ)、

おもしろい名前ですねえ。
味のツボミなんだから。


で、この蕾っていう字もおもしろい。
クサカンムリにカミナリです。
(と、ここで辞書をひく)
あ、そうか、つくりが「雷」だから、
雷=ライで蕾=ライって読むんだ。


雷といえば、コード番号4「震」の、
自然現象に相当するシンボルです。
「震」は、ものごとの始まりをあらわすこともあります。
はじまりの胎動というか、さあやるぞ、
と、身体をふるわせるわけです。
一日の時間でいえば、夜明け。日が昇るとき。
季節でいうと初夏、蕾や新芽が開くとき。
奮い立つわけです。
でも力はありません。
まだこれからです。
若い。


ですから、


この、震→雷に、クサカンムリで、「蕾(ツボミ)」となるのは、
ものすごく理にかなった字のつくりだということです。
これから花になる。
まだ咲いてないけど、
そのためのエネルギー(可能性)は充分に秘めているわけです。


おめでとうございます!
   > 新しく何かを始められたすべての方々


……などと、別のことを考えていると、
あっという間に黒板には、複雑怪奇な単語群が……


うおお、やめれ~


誰か、効率よくモノを覚える方法を教えてください!


PS.
八卦のイメージ覚えておられますでしょうか。
お忘れの方は、もしよろしければ、
2005年3月10日から22日のログをご参照ください。