ピストでオーストラリア大陸縦断!!! -3ページ目

7月25日

7月25日

7:00シドニー空港到着。

成田から10時間半の空の旅、カンタス航空でシドニーへ。
機内では、映画を見たり食べたり寝たりして時間をつぶした。
機内食↓
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!


そしてシドニー到着。
さすが南半球。寒い。
成田の38℃からきたので半袖短パン!
寒い!

シドニーで乗り換えてからダーウィンに向かうのです。
ダーウィンに向かう飛行機(カンタス)は10:45。
それまでに乗り換えを行います。

まず、第一の心配は荷物。
もちろんスーツケースのようにターンテーブルから流れてきません。
「Over Size Baggage」と書かれたゾーンに行きます。
そこには、多くのサーファーが自分のサーフボードが出てくるのを待ってました。

QF(カンタス)や、JALの朝着はかなりの混み具合のようです。

荷物用カートを用意していると、GIANTの箱が!
ウキウキ気分で箱を取りにいき、すぐにカートにのせて
セキュリティーを通過します。
その間、「コイツ何だ?」的な目で見られていたように思いました。
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検疫?へ連れて行かれました。
オーストラリアは島国なので、他国の疫病を入れないため厳しいと聞いていました。

担当のおじさんに「New? Use?」と聞かれましたが、答えられず
あきれた様子でナイフを取りだし梱包してあったテープを切っていきました。
中身を見ると、その詰まりっぷりに再度あきれた様子で「OK」とだけ言い。
テープを差し出してくれました。
またこのテープが手では切れないビニール製なのです!
おじさんにハサミは無いかと声をかけると、ペンを取り出しました。
「こういう事もできるんだぞ」と言わんばかりに見せつかられておじさんは消えていった。
しっかり梱包したかったので近くのおばさんに再度テープを借りて、ペンも借りました。
このおばさんはかなり愛想が良かったです!

国際線のチェックを抜けると、すぐに「QUANTAS DOMESTIC(国内線)」の文字が目に入ります。
温度計の表示は7℃。
寒い訳です。

ここで再度荷物を預けます。
自分でオーバーサイズのベルトコンベアに荷物を載せます。
このままダーウィン行きの飛行機に一緒に乗る事になります。

セキュリティチェックをする際、KIKS TYOのTシャツに書かれた
5000 RECORDS (5000枚のレコード)
300 SNEAKERS (300足のスニーカー)
NO WIFE (でも、妻はいない)

と言う言葉を指差して、セキュリティのおばさんが爆笑していました。

やったと思った瞬間でした!笑

その後すぐに、おじさんに止められ金属探知機で調べられました。
不審者と思われたに違いありません。

広い、シドニー空港では、国際線と国内線のターミナルがえらく遠いのでバスで移動します。
20分くらい待ってバスに乗ります。
国内線に移動してから、不安要素がわいてきました。
「国際線のターミナルで預けた荷物はここでも手続きしないと行けないのかなー?」
国際線で預けたら、預けっぱなしでダーウィンまで行くのに・・・。

荷物のカウンターを探しまわって、最低な英語で必死に伝えると、イケメンがチケットから調べてくれました。
「心配ないよ」みたいな感じでみんなに励まされ搭乗ゲートに向かいました。

GATE9でiPhoneを充電しながら待ちます。
インターネットは$5のデポジットを払うと利用できるようです。

搭乗の時間になり、飛行機へ向かいます。
機内で迎えてくれたインド系のCAがもう1人のCAと結構な笑い方で
「NO WIFE Tシャツ」をみて
CA「Oh! No Wife!?」
私 「No!笑」
ガールフレンドがいるよと言い自分の席に着きます。
3人がけの通路側に座り10:45-15:00の4時間15分の空の旅へ。

機内ではコメディ映画が流れていたのか、みんな笑っていました。
私は分からないので音楽を聴いていました。

着陸寸前で、となりの二人に話しかけてもらい今回の旅の話をします。
窓側にニック、真ん中にクレア。
自転車の説明で、シングルギヤだよ~と言うと
クレアが「FIX?」と聞いてきました。
「YES!」と答えると話は盛り上がり、思い出に写真を撮らせてもらいました。
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すると、クレアも私の写真を撮ってくれました。
「ジャパンのクレイジーボーイの事を友達に話すわ」
みたいなことを言っていました。

最後に握手をして、飛行機を降りた。

ダーウィン空港の売店で地図を購入!
NT(ノーザンテリトリー)、SA(サウスオーストラリア)どちらも$7くらいでした。
初めての小銭をゲット!

自転車を取りに、ターンテーブルに向かいます。
近くにいたおばさんに聞くと、指差す場所にGIANTの箱が!
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!

ダーウィン空港を出てオーストラリアの地に降り立ちました。
初めての海外!笑
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駐車場まで行き組み立てる。
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すると、黒人の男の人が近づいてきました。
彼の名前はジョニー。
ジョニーは、軍の人を基地まで送っているらしいです。
今回の旅の話をすると、「沢山の水を持っていきな」と言ってくれました。
いろいろ話をして、「NO WIFE Tシャツ」を指差し、「彼女いるの?」と聞かれ
「YEAH!」と答えると、ジョニーは笑ってくれました。笑
一緒に写真を撮って、握手をして別れました。
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!

組み立てを終えるとあたりは夕焼け空になっていました。

箱を捨てようと空港の人に声をかけるのですが、
「おれはセキュリティだから分からない」や
「レストランオンリーなんだ」と言われてしまった。
ゴミ箱を押していたお兄さんに箱の事を伝えると、「建物の中に入れといて」と言ってくれて
処分しました。
中の自販機でゲータレイドを購入し、入れたお金と同額のおつりが出てきてラッキー!笑

空港前で写真を撮ってもらう。
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!

いよいよペダルを踏み出します。
これから始まるのです。

まず、北側の海を触りにいきます。
空港から13km走りポートダーウィンに向かいます。

海に着く頃には辺りは真っ暗。
そこからは、ひたすら南へ走ります。
ギヤ比もいい感じ!

スチュワートハイウェイを走り目的地に向かいます。
今日の目的地は、26.3kmはなれた「Oasis Tourist Park」と言うキャンプ場。
途中、酒屋で水を3ℓ購入。
市街地のハイウェイの制限速度は110km/hなので高速道路を自転車で走っている感じ。
路面は良かったり悪かったり。
やはり、登り下りもそこそこあります。
Googleでは分からない事です。

目的地の看板が見えてきます。
一安心して行くと、ゲートが閉まってました。
誰もいません。
そして、犬に吠えられまくり。。。
不審者に思われて、撃たれるのも嫌なので、その場を離れます。

ケータイで地図を見ると、少し行ったところに「Darwin Boomerang Motel & Caravan Park」
というところがあったので、目指す事に。

2kmくらい走り到着。明かりのついたPubにオフィスの場所を聞きます。
壁にたくさんのイグアナみたいのが貼り付いているオフィスに行くと
そこには誰もおらず、ドアの貼り紙に「BBQ AREA」と書かれていたのでBBQ AREAに行きます。
十数人が集まりBBQを楽しんでいました。
歩いていたおじさんに話しかけると、マネージャーのおばさんを紹介されました。
そのおばはんは、モーテルは$130と言いました。
キャラバンパークは満席らしいです。
まぁしょうがないと思い「OK」と言います。

今となってはどっかで野宿しても良かったなと思います。

部屋は大人二人分のベッドと、小さなスチールベッド。
クーラーも、シャワーも、トイレもあります。

シャワーを浴び、洗濯をしてから
学校用のブログと彼女にメールを送る為にハイウェイ沿いまで行きます。
日中に比べると、夜は涼しくて気持ちがいいです。
蚊さえいなければ。。。

電波状況が悪く、メールを送るのに時間がかかりました。

クーラーの効いた部屋に戻り、就寝。

走行距離:42.17km

次回は7月26日。
140km以上はなれた、「Hays Creek Holiday Park」を目指します!
果たして灼熱地獄に耐えられるのか!?
乞うご期待。

7月24日 出発の日

7月24日

いよいよ7月24日を迎えました。

昨夜から、荷物のパッキングに大忙しでした。

パッキングには、近くの『サイクルベースあさひ ふじみ野店』さんに協力していただき、GIANTの箱を2つと、プチプチをもらってきました。
サイクルベースあさひさんでは、チェーンやタイヤ、チューブを取り寄せていただきお世話になっていました。
ご親切にありがとうございます。
※余談ですが、某大手自転車屋さんのYはあんまり相手にしてくれなかったです。
サイクルベースあさひさんは親身になってくれます。


24日の朝を迎え、彼女に手伝ってもらい梱包を完了!
かなりの大荷物だったので、二つの箱で横から挟むように梱包しました。

ちなみにこの箱には、
自転車(FUJI)
部品各種
修理道具各種
ヘルメット(オーストラリアでは着用が義務化されています。違反すると罰金なので注意を!)
テント(モンベル)
寝袋(モンベル)
防寒着(ノースフェイス)
カッパ(ノースフェイス)
ゴアテックス(ノースフェイス)
マルチビタミン、マルチミネラル(ネイチャーメイド)
洗面用具(歯ブラシ、リップクリーム等)
着替え(Tシャツ1枚、タオル二枚、サイクルパンツ、パンツ)
充電器(iPhone、デジカメ)

他に機内持ち込みでバックパック(ノースフェイス)
あと、目が悪いので眼鏡(Ray-Ban)
※コンタクトだと目に虫が入ったら使えなくなってしまうし、荷物が多くなるので!

あと、飛行機はカンタス航空を利用しましたが、預け入れの荷物の上限は23kg
出発の時点で5kgほどオーバー


梱包を完了し、友達、後輩に送ってもらいA先生の車で成田まで。
先生ありがとうございました

20:30発の飛行機でしたが、余裕を持って昼過ぎに到着。

見送りにきてくれたA先生と友達と彼女でご飯を食べ、彼女が仕事だったので京成線まで見送りに。
1ヶ月の別れはつらかったですが、無事に帰ってこようと決心!

自転車で成田に向かってた、T先生も160kmを漕ぎ成田に到着。
お疲れさまです!そしてわざわざありがとうございます!

>ありがとうございました!
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!

ちなみに、荷物はやはり5kgオーバー。
結構交渉しましたが、しっかりチャージ取られました~。
13,800円!
まぁ決まり事なんでしょうがないですね。

>この大きさ
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>交渉中
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皆さんはお気をつけ下さい。
オーバーしたら手荷物に移しましょう!


時間になり、皆さんと別れます。
わざわざきていただいてありがとうございました!
無事に達成して帰ってきます!


そして、世界初ピストでオーストラリア縦断というかつてない挑戦は始まりました

$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!


次回は7月25日シドニー空港から始まります。



出発前に

本題に入る前に、出発前の事をお話ししたいと思います。

学校のHPに作っていただいたブログを中心に書き写したいと思います!

7月22日

放課後に残り、先生方と制作した「大陸縦断仕様のピスト」。

それがついに完成しました!

様々な先生方に協力していただき、完成しました。

実は、本田技研の専門学校に行っているのですが、本当に先生方が応援してくださって完成した自転車だと思っています!

フロントキャリアは、廃棄自転車の荷台からワンオフで作成。

完成披露記者会見↓
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7月23日

この日は終了式。

明日から夏休み&オーストラリア。

なんと終了式の場で決意表明をさせていただく事に!

放課後を中心に進めてきた準備。
その姿をたくさんの先生方に見られたのか、大舞台に立たせていただきました。

担任で、この旅に行くきっかけを作ってくれたT先生の紹介でステージの上へ。
いや~緊張しました。

眼鏡かけていかなかったんで、ぼんやりでしたが緊張しました!

もうオーストラリア行くしかありませんね!
まぁ行くんですけど。笑

何と言うか本当に、実感がわいてきました。
期待と不安が入り交じる・・・
そんな言葉がぴったりな心境です!

まぁとにかく踏み続けます!
がんばります!

先生方、友達皆さんありがとうございます。

今日出会うのが最後にならないように。笑

写真は終了式後にみんなで撮った写真です。

みんなありがとう!
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!



次回は、出発当日の事を書きたいと思います!

オーストラリア大陸を縦断する為の準備

オーストラリア大陸を縦断すると言っても、どのみちを行けばいいのか、ちゃんとした舗装路なのか沢山の疑問が生じます。

それを解決してくれるのは『Google マップ』

スタートとなるのはオーストラリア北部のダーウィンと言う都市(都市と言っても、空港があるくらいです)
ゴールはかつてF1GPが開催されていたアデレード

ダーウィン→アデレード間、オーストラリア大陸を縦断する1本道『スチュワート・ハイウェイ』

スチュワート・ハイウェイは完全舗装の道で、Googleマップで見てもアスファルトで舗装されているのがすぐに分かります。



そして、何よりも重要なのが自転車

そう、ピストです。

私が乗っていたピストは、
アメリカのFUJIという自転車メーカーのピストバイクである『Feather』
$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!

この自転車を大陸縦断仕様にしオーストラリア大陸を縦断しました。

ピストで豪大陸縦断をする上で重要な事、改善すべき点は、

 1、積載性
 
 2、耐久性

 3、ギヤ比

 ピストは、ギヤ1枚のみ固定ギヤ(タイヤが回っている間、ペダルが回り続ける)、細いタイヤスタイリッシュだけど固すぎるサドルシンプルすぎるフレームの為、長距離ツーリングには不向きな自転車です。

 その問題点を一つ一つ解決していかなくては、大陸縦断はもちろん、内陸部の砂漠で一人寂しく途方に暮れる事は間違いありません。

 学校の先生方、友達に協力していただき大陸縦断仕様のピストバイクにするため、手を加えていきました。


まずは、積載性です。

 ピストバイクに荷物を載せるスペースなんて言うものはありません。
 
 7月~8月は真冬の南半球とはいえ、北部は赤道に近く、真冬でも30℃超えは当たり前です。
 
 人間生きていくのに『水』は欠かせません。

 また、縦断中はハイウェイ沿いでのブッシュキャンプもしくは、ガソリンスタンドに併設されているキャンプ場で夜を過ごさなければなりません。

 その為の、テント、寝袋、食料、衣類、その他も積まなければなりません。

 学校の先生(豪、北米、南米走破!)に、1.5ℓのペットボトルホルダーを4個自転車同好会のルイガノMTBに付いていたリヤキャリアモンベルのサイドバック2個を借り、捨ててあった自転車の荷台で作ったワンオフフロントキャリアなどを装着しました。


次に耐久性です。

 タイヤ、チェーンを変更しました。
 
 まず純正のタイヤは23Cととっても細いです。
 これを、Vittoriaのランドナー28Cに変更しました。
 このランドナーはパンクしにくい事を売りにしています!
 
 そして、チューブも変更しました。
 純正のチューブは何回かパンクしているので、シュワルブの¥1,050のチューブに変更

 驚く事に、縦断中パンクは1回もしませんでした!
 
 ちなみに、チューブの予備(新品)を2本、パンク修理に使うゴムのりも2本、パッチは40枚も持っていきましたがまったく使いませんでした。


 チェーンも切れたらシャレにならないので変更しました。
 グリップの色に合わせてグリーンをチョイス!

 ちなみに、このチェーンが各国の人たちにかなりウケました。

 他にも、リヤキャリアを移植したルイガノからソフトなサドルも拝借しました。
 これで、お尻の耐久性もかなりアップしました。


最後にギヤ比

 マウンテンバイクやロードレーサーとは違い、ピストには変速ギヤがありません。
 1枚のギヤだけで登り坂も下り坂も走らなければなりません。

 オーストラリアは、平らのようで丘が連続している地形なのでだらだら登り、だらだら下ります。

 純正ギヤは48×16なので、ギヤ比3.00これでは
 重すぎるとの各方面からの声で、もう少し軽くする事に。

 ギヤ比を悩んでいると、友達がクランクとコグを貸してくれるとの事。
 その友達は、なんとあの『ケルビム』に友達がいるらしく、その友達に組んでもらったピストに乗っていて、そのクランクとコグを借りました。
 
 変更後は、47×20で、ギヤ比2.35。これなら坂道も楽々です。(前に比べれば)

 ついでに、ペダルも交換。
 別の先生にシマノのディオーレXTを借りました。
 純正ペダルに比べたら雲泥の差!
 足の裏でつかむ感じになりました。快適性は疲労を溜めない為にも重要です!



このように、沢山の人に協力してもらい、


大陸縦断仕様ピストバイクは出来上がりました。

$ピストでオーストラリア大陸縦断!!!

※水6ℓ積載可能です!

忘れないうちに。

初めまして

古屋 一成と申します。

山梨県出身で埼玉県の専門学校に通っている21歳です。


専門学校で出会いがあり、この「ピストでオーストラリア大陸を縦断」の挑戦は始まりました。

オーストラリアは、大自然や平坦な地形、治安の良さなどから沢山のサイクリストが集まります。

その中でも、ロングツーリングには不向きな1ギヤ、FIX(固定)のピストで挑戦することは

とてもいい経験で、今後の自分を見つめ直すいい機会になるのではと思いました。

チャレンジする事で、沢山の協力、支援や、大陸を縦断する仕様にする多くの工夫などたくさんの物語があります。

その物語は、私にとってはかけがえのない大切なものです。

大切なものを忘れないため、縦断中に書き込んだ日記をこのブログに残そうと思い開設しました。


もし、読んでくださった方の中で、何かアツくなるものが沸き上がる感覚を感じていただけるのなら、この挑戦をして本当によかったと感じます。

暇な時間に更新していきたいと思います。

全行程:28日間、
    3,167kmの記録をご覧ください。