動物愛護団体の活動が実を結び、茨城県初の取り組みとして、
『守谷市立けやき台中学校』で『いのちの教室』が開催され
わたしも直接その様子をみてきました。
茨城県の犬の殺処分数は2,158頭(平成25年度)
8年連続ワーストワンを続け、現在ワースト2です。
※半分以上の県では500頭以下です。
茨城県の動物行政の現状のスライドを見た後に、
「5匹の猫が捨てられていたら」という想定で4人1組で
話し合ってもらい、結果を発表してもらいました。
単純に飼う・無視する、といったこと以外に実に多くの子ども達が
もらってくれる人を探すための様々な手段をあげてくれました。
FacebookやLINEが張り紙より広域で効果的
という現代っ子らしい意見も時代を感じました。
動物を好きでも嫌いでも
相手の立場を尊重して考えられる人
になってもらいたいと願います。
茨城県動物愛護推進員としても活動しておりますので、
動物の遺棄は県民性だから教育しないと…とは思っていません。
ワーストワンには事情があるという認識です。
これは話しがそれるので続きは次のブログでまとめます。
その後に議員インターン生として来てくれていた学生達と、
政策立案会をワールドカフェ形式で開催しました。
議題は
若者がどのようにして地域の活性化を促進し、参加型社会を実現するか
1、18歳の選挙権について
政治参加意識を向上させるためには
2、茨城県の観光振興
若者が考えるシティプロモーションについて
3、人口減少対策
どうしたら地方に住みたいと思うか、また、地方で働き豊かに暮らすために
をひたすら突き詰めます。
個人的にはこれを若者だけで考えるのではなく、
様々な年代と人達と一緒に考えたい
と切に願わずにはいられません。
夜は茨城南青年会議所メンバーと事業実施に向け打ち合わせ。
40歳までの若者で構成されるJCならではの熱い議論を重ねました。
同年代、というのは照れも遠慮もなく風通しが良いです。
これからもお互いに切磋琢磨できると感じられますし、
昨日も「喝」が入りました。
3つの「若者」とのディスカッションを経て感じることは、
学生は「自分の考えを言うことの照れ」が大きいです。
わたし自身もそうであったように思い出されます。
日本の未来を背負って立つ若者、子ども達へ
話をする力、話を聞く姿勢を養うことは
いじめを無くすためにも非常に大切で
一生懸命な人を笑わない
人間力を育てることが必要だとあらためて感じます。