ありがとうございました | 一目均衡表日記

ありがとうございました

今回の勉強会ははじめての方の割合が多かったということもあり、基本事項が主となりました。ほとんど相場コメントが出来なかったのですが、株式レターにて述べております。
飲み会でも多くの貴重なご意見を頂き、大変ありがたく感謝しております。
ありがとうございました。

さて私の勉強会に参加くださる方は、たとえ初心者であろうとも、知りたい、理解したい、という意欲に満ちておりまして、その結果として細田の言う事は自分には合わないと感じられるかたがおられるとしても、それはそれで私にとっては有りがたいのであります。
私はまっとうな方々とだけ接してきて来れたのだと、改めて感じている次第です。
実は今日とある出版社の方とお会いしまして、相場関係の書籍について現状などお聞きしてきました。同時に私の本についての出版の意思についてお話したのですが、色々と条件がありまして、その点について考えさせられることが大きいのであります。

今書いているものをより良い書籍とするの為の努力を私は決して惜しみませんが、「良い本」「良い解説」についての意識が違いすぎるのは問題であります。
解説本の商品としての完成度をどこに求めるかが決定的に違ってくるからでありますが、近年はますます、お客様の虚栄心をくすぐりつつ、自分でも出来そうで、説得力(大抵はこのやり方でこういう結果になったという事実そのものであるようです)があるものだけが売れる傾向にあるようで、出版社としてもそれに迎合せざるを得ないということのようです。
うーん。ちょっと良く考えてみます。

目的は「儲けること」と多くの人が同じように言いますが、儲けるというのは具体的アクションの為の目的にはなり得ぬものです。
儲ける為には何が必要で何をすべき、という理想像は少なくとも自分で描かぬ人は、必ずぶつかる問題を解決できないのでありまして、利益した、損失を免れた、ということは全てご自身の想定の内に入っていなければいけないことだと思います。

竹内先生の「株価予報」が発売になっています。
今回の「一目均衡表講座」は改めて売買の型について書きました。書店にてお求めください。