我が家での、講師お二人をお迎えしての大地の再生講座、
二日間(12/16、17)が無事に終了しました。
もともとは、家周りの湿気対策としての水脈作り
(穴を掘り、炭や瓦、有孔管などを埋める)の工事を行う予定でした。
が、雪予報はなくならず、当日迎えた朝も雪![]()
急遽、予定を変更して座学となりました。
雪や雨の日の作業は地面を痛めること、
また作業をする人のからだや心も疲弊しやすいためでした。
で、何をやったか。
参加者11名が車座になり、各家が置かれている状況を
スーパー地形というソフトや1961年代の地図との比較を行い、
講師の方に解説をしていただきました。

湿気の高さ、耕作放棄地の改善、ため池処理、裏山の伐採後の土地の変化など、
それぞれ抱えている問題が、地形や環境の影響であったり、
諦めていたことも実は改善の手立てがあったりと、
非常に密度の濃い時間となりました。
人間はあとから来たのであり、自然の中に住まわせてもらっているんだなあ、
一旦人の手が加わると、まったくの自然には戻らない、それをどうよりよい形に移行していけるか。
まずは、目詰まりを起こした大地に呼吸をさせることが大事。
しかし、何が正解かはやってみなければわからない。
だから、少しずつ、少しずつ、手探りで始めるしかない。
それが、二日目のテーマの一つにつながりました。
二日目は薄く雪が積もり、朝からちらついていました![]()
朝の7時半には、参加予定者に連絡をしなければなりません。
しかし、講師の方はちらつく雪を見ながら、「なしだね~」。
ええっ、マズい。
参加予定者は絶対にやってくる!という確信がある私。
(弁当もあるし、おやつのぜんざいも作ってるよ~)
かる~く、「座学はどうですかねえ」と水をむけたところ、
一日目の復習や、出てきた疑問などに対する質疑応答ならできるかなあ、
そして、やるなら、3つ点穴を開けたいとのこと。
よっしゃ!
結局、一日目の復習を『「大地の再生」実践マニュアル』と
豊富な施工事例をもとに質疑応答形式での座学となりました。
もちろん、私を含め全員出席でした😉
座学のあとは、外に出て3つ点穴を掘りました。
のみならず、点穴の一つは、家の犬走りにかけての水脈まで掘っていきました。

図らずも、本格的な工事前の準備ができましたた。
一気にやってしまうと逆効果になり、
家に水がたまりやすくなったり、植生を痛めたりすることがあるそうです。
そういう意味では、今回は、次の工事に向けて空気や水の流れ、
土地の湿り具合、植生がどう変化していくかを観察できるチャンスとなりました。
少しずつ、感触を確かめながら少しずつ。
私たちは、すぐに結果を求めがちです。
しかし、自然のリズムはまったく違う。
なんてことを考えていると、
ふとスペインのサグラダファミリヤが浮かびました。
20代の頃に初めて見て、日本の建築技術をもってすれば
数年でできるのでは?と思い、そう思ったこと自体に
居心地の悪い自分を感じたことを思い出しました。
作ってみて、うまくいかないところを修復しながらまた作っていく。
これが自然との対話なのかもしれません。
何はともあれ、次につながる大地の再生でした。
次回は、3月ぐらいかなあ。
これからどう変化していくのか、どう対話していけるのか、楽しみです😄