特に初めてのことに取り組むとき、否が応でも自分と向き合うことになりますよね。
なんら成長のない、以前と変わらない自分にガッカリしたり、
一方、新しい感覚にドキドキしたり。

今年、畑というものに初めて取り組むなかで、ほんといろいろ経験させてもらいました。
記憶が新鮮なうちに、何をしたか、何を考え、何を感じたかを残しておきたいと思います。


畑を始めるきっかけ

きっかけは、畑付きのおうちに引っ越したこと。


私の願いは小さな平屋に住み、歩いて行ける畑の野菜を採って食べられることでした。
それが縁あって、大きな平屋で、畑付きの広い敷地のおうちに住むことになりました。



引っ越しの準備をしているとき、友人が岡山県の笠岡市で開かれる
「自然農とパーマカルチャーデザイン」の連続講座に誘ってくれました。

私の生まれ育ちは、田舎の小さな町の商店街。
畑にはほとんど縁がありませんでした。
やり方を知るには実習が一番、ということで、
9カ月間、片道、車で2時間半の道のりでしたが、えいやっと申し込みました。


講座、始まる

初回講座は今年の3月。
みなさんは、土を食べたことありますか?
なんと土壌診断で、土を食べることからスタートしました。



実習場でやり方を教えてもらい、皆でディスカッションし、
動画や資料で予習復習をしながら、自分の畑で実践です。

実際に土壌作りの天地返しをし、夏野菜の育苗をし、胚軸差しをやり、
畝立て、定植、行灯作り、支柱立て、剪定、収穫、終いという一連の流れをやってみました。

  

 


  


しかし、実技だけしていたわけではありません。

毎月、宿題が出ました。
担当する野菜を調べ、動物を調べ、草を調べ、虫を調べ、果樹を調べました。

 

まずは相手を知る。

講座では、毎回、観察の時間がありました。
「キツネの歩み、シカの耳、フクロウの眼」




そして、講座の最後は、パーマカルチャーデザインの発表。
地域の伝統文化を調べ、周りの人にインタビューし、
コミュニティのつながりを考えながら、自分の楽園をデザインするというものでした。
それぞれの個性が光っていました。

 


結果として、私はこの3月から11月までで、
畑を2か所、合計12個の畝を立て、33の種/苗を育てていました。

 

まさか自分がこんな草刈りや土いじりをするようになるとは。
長い都会暮らしで、泥臭さとは無縁の世界に住んでいたのに、、

しかし、そうそう人は変わるものではなかった。


自分を知る

Uターンして4年、それまでの仕事もやめて生活が一変していたので、
きっと私自身は変わったんだろうなあと思っていました。

しかし、今回の講座を通して、会社員時代となんら変わっていない自分に

気づかされました。

恥ずかしながら、お披露目すると、

◆力任せにやっちゃう
 達成感はあるけど、からだはへとへとになる。
 へとへとになるから、ここまでやったからもういいでしょ、と甘える。
 でも、誰に甘えるんだ?

 すべては自分に還ってくる。
 プロの農家さんは、日常は6割の力でいざというときに備えるそうです。

◆答えを欲しがる
 講座では知識を教えてもらおうとしていた。
 この場合は、これをやりなさいと。
 しかし、講師のよしきんぐからは何度も何度も問いを投げかけられた。
 どうしてだと思う?何を感じた?
 自分の中に答えや感覚を見つけないと、ただのロボットですよね。

◆木を見て森を見ず
 畑を作ること、やってみることが一番の目標だった。
 最後のパーマカルチャーデザインはとても億劫だった。
 そこまで考えていなかったから。
 しかし、改めて何のための畑なのか。
 食べるため。安心安全な食べ物を得るため。それだけ?
 自分の楽園をつくるんだよ、と言われて俄然やる気になりました。

◆余白のなさ
 「畑のお気に入りの場所を見つけて。そこでぼーっと佇んで。」
 と言われても、ぼーっと佇むことができない。
 だからゆっくり観察もできない。
 いつも何かに追われている。
 もう会社勤めをしていないのに、心がせかされていました。

畑をすることで、自分の至らなさが目についた。

よしきんぐは言う。
「野菜はチョーわがままで、チョーすなおだからね」

自分が為すことは、すべて自分に還ってくる。


一番心に残ったこと

講座では名言苦言たくさんあって、すべてが綺羅星のようだったけれど、
一番心に残ったのは、自然界における人間の役割。
人間の役割とは、自然遷移を調整して生き物の多様性を増やしていくことにある。

以前読んだネイティブ・アメリカンの本に、
小川を隔てた病気の森と健康な森について語られる場面があります。

「人間は造物主と創造物の道具なのだ。
 人間が自然に手を貸せば、自然だけでは何年もかかることが早くできる。
 人間は大地のものであり、大地は人間のものなのだ。
  ~
 人間と自然のあいだには、均衡と調和が保たれていなければならない。
 この森にはその均衡がある。
 人間が大地に存在する意義をまっとうした結果なのだよ」



愛をもって手入れをしていくことで、森の様相は生き生きと変化していく。

素敵だなあ、自分もそうありたいなあと思いました。

畑をつくり、果樹を植え、その恵みを皆で分かち合う。
その傍らで、IAMの施術を通して、自分の本質に還っていくお手伝いをする。

「知れば知るほど豊かになる。

 楽になればなるほど豊かになる。

 過ごせば過ごすほど豊かになる。」

そんな楽園をつくっていければ幸せです。

 

🌿自然療法シェルハ🌿
隠れ家サロンで、IAM(間脳エネルギー活性法)、ライオンあくびクラスを開催しています✨
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