昨日、我が家で、「大地の再生講座」の第2回目が開かれました。
私含めて10名のご参加。
講師の京子さん、オトメちゃん、そして樹木や草花たちと心豊かな時間を過ごすことができました。
ちょうど昨年の今頃、このおうちを購入することが決まりました。
田舎の一軒屋暮らしが初めての私は、内覧に友人たちについてきてもらいました。
うっそうとした庭、広い敷地を見て、大丈夫かなあという私の心配をよそに、
みんな「いいんじゃない、大丈夫じゃない」と、かる~い調子で背中を押してくれました。
4月に引っ越しをしての二か月後、6月18日に第1回目の作業に入りました。
そして、第二回目の昨日は、第1回目とほぼ同じ場所で、風の草刈りと風の剪定をやりました。
最初に、お約束の地形図の読み取り。
水の豊富な土地柄であることが分かります。

みんなで家の周りをぐるりと回り、前回やった裏庭を観察しました。
前回は、膝下の草刈りがメインで、庭と山、川を繋ぐ脈を作りました。

意外だったのは、講師の方から、前回よりも光が差し込むようになったと言われたこと。
えっ。
膝下の草刈りしかしていないのに、なぜ日が差し込むの?
地面際の風通しがよくなることで、我先に上や横に伸びようとする植物たちの均衡状態が変わった。
適度な風が通り、競争状態が緩和されることで、植物たちは一息つき、がんばらなくなった。
それで、上部の枝葉もほわっとして隙間ができた。
また、地際の風が動くことで上部の風も動き、葉っぱがこすれて、枯葉から梳いていった。
講師の方はもうちょっと上手に説明されていましたが、私の理解です。
風の草刈りをすることで、人間が大地のバランスをとっていくことができるのか。
しかし、アンバランスな状態にしたのも人間。
大地の再生の脈を通す風の草刈りは、人間の横幅、40cmぐらいです。
風の通り道を再現します。

なぜ横一面に刈らないのか?
もともと風は一様ではない。
渦も巻いている。
草が一段低くなっている風の通り道に、さらに風を通しやすくするよう、空間を作る。
すると、さらに風、空気が動きやすくなる。
地面際の空気が通ると、一緒についてまわるその上の空気も動く。
すると、木の上のほうの枝や葉さえも動く。
横一面に刈ってしまうと、風の通り道がうやむやになります。
おそらく、大きな風の動き=地下の空気、水の動きは生まれにくいのだろうと思います。
地下の空気や水が停滞しているからこそ、地上の風を通しやすくする。
講師の方からは、何度も草を刈るのが目的ではない、と言われす。
あくまで、空気と水を動かすのが目的。
自分が風になった気持ちで、優しく刈る。
草を殺すのではなく、千切る。
そして、風の剪定では、日を差し過ぎないように気を付けます。
人家とのバランスはあるけれども、日が当たり過ぎると、強い草が生えてくる。
適度な日差しで弱い山野草を守る。
このへんは依怙贔屓だけどね、と笑っておっしゃっていました。
だから、京子さん、オトメちゃんの大地の再生はゆっくりです。
一手加えて様子を見て、さらに一手加えて様子を見る。
植物の落ち着き具合を確認しながら、次になすことを考え、手入れをしていく。
1回目の施業の数か月後、どうなっているかを確認する。
そのうえで、2回目の施業をどうするかを考える。
ゆっくりだけれど、草木を傷めず、自分たちのからだも傷めない。
決して頑張らない。無理はしない。
しかし、大地の再生講座の合間も、歯磨きのように、無理のない範囲で日々の手入れを怠らない。
今朝起きて、からだが軽く感じました。
昨夜温泉でからだを癒したことも大きいですが、この無理に頑張らない、という言葉がからだにも響いたのかなあと思いました。
あるいは、軽くなった裏庭に私のからだも共鳴したか。
次回、第3回の大地の再生講座は、2か月後、私の目下の悩みである、家の湿気問題の改善も扱います。
竹炭や瓦、コルゲート管を使っての大がかりな改善。
今からとても楽しみです![]()