津森山と人骨山、

伊予ケ岳に登った翌日は

富山です。

 

朝食は7時半からなので、

その前に散歩

 

今日も良い天気

 

民宿のすぐ前の大黒山という小山に

展望台ががあるというので

登ります。

途中、蜀山人の狂歌碑と

房総捕鯨の祖

初代醍醐新兵衛のお墓がある

 

いさなとる 安房の浜辺は魚篇に

京という字の 都なるらん

 

江戸時代、このあたりは鯨漁が盛んだったらしい

くじら見学に訪れた蜀山人が

その様子を

京の都のように

繁栄していると詠んだということ

 

10分ぐらいで

山頂の展望台です

どんと富士山(拡大)

天城山(拡大)

ひらべったく

三浦半島

一汗かいたあとの

朝食は美味しい

駐車場から見た

これから登る富山

 

今日はピストンではなく、

尾根伝いにずっと下るということ

お寺の横から登って行く

振り返って富士山

うっそうとした道を登って行く

 

ちゃんと丁目石もある

 

富山も双耳峰です

登り始めて約1時間ちょとで

南峰です

ここほ展望がぜんぜんない

お堂と石碑がいっぱいある

 

 

遠くから見えていた

アンテナも南峰に立っている

北峰に向かいます

 

 

 

この山は天皇さんが

皇太子時代にご夫婦で登られたらしい

25年たっているからかな

うらびれた感じだった

 

こちらはとても展望がよい

 

昨日登った伊予ケ岳

見る方向によって

ずいぶん違うのね

富山は

滝沢馬琴の南総里見八犬伝の

舞台になった山

 

あとであらすじを詠んだけれど、

登場人物が多く

よくわからない話だった

 

 

展望台がある

でも、この展望台は古いので

10人以上は登ったらダメということ

 

ここでお昼休息

 

展望台に登ります

 

大展望です

拡大

天城山と大島がひとつながりに見える

海に沈む前はつながっていたのねと思う

東京湾方面

景色を楽しんだら

尾根伝いに下りて行きます

楽しい道だけれど、

ロープを伝って下りる急な下りが

7~8カ所あって

人数が多いので

下りるのに時間がかかる

すいすい行けたら

もっと楽しい道だったろうな

 

 

 

 

 

アップダウンを繰り返して

約1時間半

父子姫籠穴に下ります

里見八犬伝で

伏姫が籠った穴とされている

 

入口は狭いけれど

中は広い

 

八つの玉が置いてある

ここも賑わった時があったのかな

さびれた感じの観光地だった

あの尾根を歩いて下りたのね

 

帰りも

車の中で寝ているあいだに

千葉県から東京都についた

 

もちろん道の駅で

フキノトウを買って帰りましたよ

 

今回登った千葉県の山は

やはり常緑林が生い茂っているせいかな

暗いかんじのする山でした。

 

でも、河津桜と水仙の景色は

素晴らしかった