北海道旅3日目は
白老(しらおい)にある
ウポポイに行ったよ
ウポポイ(民族共生象徴空間)
とは
アイヌ文化発信拠点の
ナショナルセンターで
2020年に誕生したという
割と新しい施設
なんか分からないけど
ガイドブックをパラパラと
めくっていたら
ここに行きたい
と思ったので
過去世でアイヌとの
関わりがあったのか
何か私の潜在意識が
選んだ感がある
なのでとても楽しみに
最寄りのJR白老駅に着くと
駅前に
ぐるぽん(白老町交流促進バス)
が停まっていたので
ちょうどよく乗って
ウポポイへ
ちなみに歩くと10分と
書いてあったけど
電車から眺めた感じ
10分で着く気がしない
ぐるぽんは距離に関わらず
一回100円で乗れて便利だよ
(1時間に2本くらいだけど‥)
ウポポイに着くと
ちょうどお昼時だったので
まずはカフェ リムセに入り、
チェプオハウ
(白老産の鮭と野菜の汁)
と
ユクカツカレー
(白老産鹿肉のカツと
道産野菜の素揚げを
トッピングしたカレー)
を注文して
くまさんとシェアしたのだけど、
オハウの方は味が薄めで
おでんみたいな感じ
で、ジャガイモとか大根とか
野菜の切り方がやたらデカい
くまさんは
美味しいと言ってたけどね
カレーの方は
鹿肉とは感じないほど
食べやすくて
私はこっちの方が
美味しく感じた
さて、この後入場券を買って
ウポポイの中に入るのだけど‥
思ってたよりだいぶ広い
(ちなみに食事処や土産処は
入場ゲートの手前にあるので
誰でも入れるよ)
とりあえず最初に
体験交流ホールというところで
アイヌの伝統的な歌や踊り、
楽器演奏などのプログラムを
鑑賞したんだけど、
アイヌの伝統芸能は
独特な世界観で
見てて美しいなぁとか
聴いてて心地よいなぁ
という感覚よりも
民族の閉鎖的な
窮屈さ、苦しさを
感じてしまった
こういう中で生きるのは
無理だなぁ
多様性が許される
今の日本に生まれて
ほんとによかった
なんて思ってしまって、
過去世でどこかの民族として
抑圧されてた記憶でも
あるんかな(あるんだろな‥)
と思ったよ
その後は
伝統的コタン(=集落)が
再現されているエリアへ行き
その中の家屋の一つで
実演される
口承文芸を聴いたよ
アイヌって
文字がないらしくて
口伝えでいろんなことを
伝承してきたんだって
アイヌの人々が
その昔そうしていたように
参加者で囲炉裏を囲み
暮らしの中で語られてきた
物語(教訓でもあるという)
を聴いたのだけど
これがなかなか面白かった
アイヌ人の男性が
語ってくれたのだけど
アイヌ人と言われても
全然日本人と変わらなくて
言われなきゃ
全く分からなかったよ
その後
国立アイヌ民族博物館
に入って
サーッと見て回ったんだけど
時間があれば
もっとじっくり見たかった
この他にも
体験学習館では
楽器の演奏体験や
アイヌ料理の調理体験ができたり
工房では
アイヌ工芸の実演を見たり
刺繍体験や木彫体験ができたり
‥と
いろんなプログラムがあって
一日楽しめるくらいの
ボリュームなのに
そんなこと知らずに
ランチ含めて2〜3時間の予定で
行ったもんだから
全然時間が足りなかった
でも記念にウポポイのPRキャラ
トゥレッポんの
クリアファイルを買ったよ
turep(トゥレプ)はアイヌ語で
オオウバユリのことで
オオウバユリは北海道、
本州中部以北の林内に自生する
ユリ科ウバユリ属の
多年草なんだって
で、トゥレッポんは
オオウバユリの年頃の女の子
という設定らしい
裏も可愛い
というわけで
ウポポイに行かれる際には
一日かけて楽しむくらいの
余裕を持って行かれることを
オススメします
でも行けてよかった
この後も
北海道旅が続きます
またね〜
Ichiko