日本人の死因の第3位である肺炎
成人が日常的にかかる肺炎の
原因菌としては、肺炎球菌が
一番多いといわれています。
肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上
であることから、特に高齢者では
肺炎球菌による肺炎などを予防する
ことが重要になります。
そのような背景から高齢者を対象とした
「肺炎球菌ワクチンの予防接種」が
2014年(平成26年)10月1日から
定期接種となりました。
そして接種費用の一部を公費で負担する
対象者は年度ごとに異なります。
予防接種を希望する対象者は、
接種の機会を逃さないように注意して
くださいね。
平成29年4月1日~平成30年3月31日
予防接種を希望し、
過去に肺炎球菌ワクチン(23価)の
接種を1回も受けたことが無く、
次の①または②に該当する人
①平成29年度は下記表の生年月日の人
②接種日に60歳以上65歳未満で、
心臓、腎臓、または呼吸器の機能に
自己の身辺の日常生活活動が極度に
制限される程度の障がいを有する人
およびヒト免疫不全ウイルスにより
免疫の機能に日常生活がほとんど
不可能な程度の障がいを有する人
(各障がいともおおむね
身体障害者手帳の1級程度)
<平成29年度の対象者>
年齢 | 生年月日 |
---|---|
65歳 |
昭和27年4月2日 ~昭和28年4月1日生まれ |
70歳 |
昭和22年4月2日 ~昭和23年4月1日生まれ |
75歳 |
昭和17年4月2日 ~昭和18年4月1日生まれ |
80歳 |
昭和12年4月2日 ~昭和13年4月1日生まれ |
85歳 |
昭和 7年4月2日 ~昭和 8年4月1日生まれ |
90歳 |
昭和2年4月2日 ~昭和 3年4月1日生まれ |
95歳 |
大正11年4月2日 ~大正12年4月1日生まれ |
100歳 |
大正 6年4月2日 ~大正 7年4月1日生まれ |
1回(生涯1回限り)
市区町村で異なります。
(公費助成額を差し引いた金額を支払います)
ちなみに私が住む市は、3,000円です。
※生活保護受給世帯の人は免除制度があります。