みなさんおはようございます。中浦和(さいたま市南区鹿手袋)の歯医者 いちかわ歯科の院長の市川です。
口腔機能低下症、口腔機能発達不全症なにやら難しい言葉が並んでいます
こちらの図を御覧ください。
平成25年ですから今から8年前に厚生労働省体された概念図です。
口腔機能低下症というのは、この図の右側の黄緑の部分ですが、赤い実線のところが正常な口腔機能の推移ですが、
それに対して、破線の部分ですが高齢期で機能の低下がおこっています。
口腔機能の維持・向上(回復)を図るための歯科医療による介入が必要
という状態が想定されています。
口腔機能発達不全症は、この図の左側のピンク色の部分ですが、実践に対して破線は低い位置までしか機能が上がって
いないことがわかります。
口腔機能の獲得、成長発育を図るための歯科医療による介入が必要とあります。
それぞれ現在では診査診断、状態評価、生活習慣指導、簡単な機能訓練、再評価(効果測定)について健康保険を使って
行うことができるようになっています。それほど一般的な内容となってきているようです。
これまでは、高齢期は65歳以上、学童期は出生~15歳までだったのですが、来月からの保険改定で、高齢期は50歳以上
学童期は18歳までに拡大されることになったようです。
52歳になった私としてはやや複雑な心境ですが、最近変なところに入ってたまにむせたりすることもあり、口腔機能が
落ちないように十分注意をしていこうと思います。
皆さんも、ご自身やお子さん、お孫さんで、お口や喉の機能低下を感じられたり、気になるようでしたらお気軽にご相談ください。