医院見学に行ってきました。

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みなさんおはようございます。中浦和(さいたま市南区鹿手袋)の歯医者 いちかわ歯科の院長の市川賢一です。

先週の木曜日になりますが、長野県駒ヶ根市のユー歯科診療所に、医院見学に行ってきました。

院長の横田先生(よこちゃん)とは、以前セミナーで同じチームメイトとしてご一緒していただき、それからも何かと相談させていただいたりしています。

今回は、訪問診療の現場、具体的にどのように準備や診療をされているのかを見せていただきました。
当院でも、今年に入ってから在宅の訪問診療を始めておりますが、まだ手探りで行っていることもあり、少しずつ改善をし続けているところです。
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また、今回は、よこちゃんと勤務されている衛生士さんが、現地の歯科衛生士学校で授業をされるということで、それも聞かせていただきました。

久々に学生さんに混じって講義を聞くことができ、新鮮な感じでした。
前日診療後、講習会に参加してから深夜のドライブだったこともあり、ちょっと眠りに誘われていた時間がありましたが(苦笑)

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見学が終わったあとは、かんてんぱぱガーデンによってきました。
伊那食品工業という会社の施設で、美術館や、食事処などもあり、寒天を使った商品も購入できて、かなり素敵な場所でした。
ちなみに、伊那食品工業は、日本でいちばん大切にしたい会社にも取り上げられています。

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せっかく信州に行ったので、ちょっと足を伸ばして、日本一星が一番きれいにみられるという阿智村(昼神温泉)のスタービレッジ阿智に行ってみようと思っていたのですが。(意外にロマンチストなもので:笑)夕方過ぎから雲が広がってしまい。星が全く見えない感じの空でしたので(その中でもゴンドラはすごい行列ができていました。)日帰り温泉で癒やされて帰ってきました。



横田先生の授業の中で、例えば訪問先の患者さんに『私はもう年齢が年齢だから、歯はそんなにきれいじゃなくてもよいの。』という話をされたときに医療者としてどう答えるかという演習があったのですが、学生さんもそれぞれとてもいい答えを出していたと思うのですが、横田先生は、自分の経験を活かして、何十個も答えや対応の仕方を用意しているということでした。


 
また、横田先生の患者さん、スタッフさん、訪問先の施設のスタッフさんたちへの細やかな気遣いや心配りを感じることができました。


とても勉強になりました。今後の診療にしっかりと活かしていきたいと思います。
お忙しい中見学をさせていただいたユー歯科のみなさんどうもありがとうございました。
 
また、近いうちにいちかわ歯科のメンバーを連れて是非訪れてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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誤嚥性肺炎の予防のために

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みなさんおはようございます。中浦和(さいたま市南区鹿手袋)の歯医者 いちかわ歯科の院長の市川賢一です。


先日『摂食機能回復士になりました。』というブログを書きました。



それについて、もう少しお話を進めたいと思います。



日本人の死因で、肺炎が第3位になったこと、その約70%が誤嚥性肺炎によるものということをお伝えしました。


さて、その背景について私見を交えて紐解きたいと思います。

 

 

 

・超高齢化社会の中で、平均寿命が伸びましたが、それに対して健康寿命(寝たきりとか介護などが必要なく自活できる年齢)との間に差があり、要介護状態や、自分の口から満足に食べられない状況ができてしまうこと。も前回のブログに書きました。


日本では超高齢化社会とともに、核家族化が進み、高齢者の方が、独居や、夫婦のみで老々介護をしている世帯もある状況です。

特に高齢者の方々が、社会とのつながりをなくしてしまう状況になりやすくなっています。


また、食生活の変化で、あまり噛まなくて良いものを好んで食べたり、水やお茶などで流し込む習慣ができいたりします。

そして、それに伴い、口の機能も落ちてきたり、食事も支度するのが面倒だから、一人だったら食べなくてもよいやということもあるようです。
また、水分を一緒に取りすぎることで、本来食べ物と混ざって飲み込みやすくする作用のある唾液を出す機能が衰えて、水分が気管に入ってしまい、誤嚥してしまうことがあります。


歯や口の管理ですが、虫歯や歯周病で、歯が欠けたり抜けたり、痛みがあるところを放置してそこで噛まなくもしくは噛めなくなってしまうと、だんだんと噛む機能自体も落ちてきますし、栄養がしっかりと取れないことで、体も弱ってきてしまいます。


また、普段の歯磨きはもちろん、定期的に口の中のメインテナンスをしっかりとしておかないと、口の中に誤嚥性肺炎の原因となる細菌をたくさん残してしまうことにつながります。

 

以前『プレジデント』という雑誌に掲載されていた調査ですが、

55~74歳の男女1000人に緊急アンケートを行い、その本音に迫った。現役世代の私たちが今からやるべきことを専門家にアドバイスしてもらうとともに、先輩方の「後悔していることトップ20」を発表する。

 

http://president.jp/articles/-/12332

という内容でしたが、健康部門の第一位は、

なんと、

 

『歯の定期検診を受ければよかった。』


ということです。
ものすごく驚きましたが、これに気づいている方が多いということですね。



さて、現在の高齢化社会、またいずれ私達も迎えるであろう高齢の時期に向けて、私たちはどのような準備ができるでしょうか。


①高齢者の社会進出を促す

寿命の延伸に合わせた、定年の延長や再雇用のシステムをつくる

地域コミュニティで高齢者とかかわっていく

例えば、運転免許返上をした後に、高齢者の方が外に出ることを応援できるような仕組みを充実する。

社会とのつながりをしっかりと持ち続けることで、生活にメリハリが生まれてくる。

 

 

②介護予防

高齢者の方が、運動や食事のとり方を含めた生活習慣などについて、正しい知識を得て、それを実践することで、口腔や舌やのどの衰えを防ぐことが出来れば、生涯に渡り口から正しく食べ、体の衰えを防ぐことができてそれが介護予防につながると考えられます。

歯科医院で、歯や義歯に問題があれば、歯を治し、義歯を作るなどして自分の口でしっかりと噛めるようにしていくことも介護予防につながります。


③歯科医院での定期検診とメインテナンス

歯科医院に定期的に通ってくださり、検診とメインテナンスを受けていただくことで、口の中の変化に気づき、大きな問題となる前に止めることができることもありますし、またプロフェッショナルなメインテナンスで歯や口の清掃を隅々まですることで、口の中がさっぱりして細菌を減らし低い状態を維持することができまs。

また、歯科医院はそのものが、歯科スタッフや、来院される方同士などのコミュニケーションがたくさん発生する場で、社会との関わりが持てる場であってほしいなと常々思っています。



ちょっと難しい内容をまとまりがないまま書いてしまいましたが、少しでもお役に立てる情報であれば幸いです。









 

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妊娠中の歯科治療について

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みなさんおはようございます。中浦和 (さいたま市南区鹿手袋) 医療法人H-P Smile いちかわ歯科の院長の市川です。


先日

 

 

という本を読む機会がありました。


妊娠中は、ホルモンのバランスがかわり、生活習慣(食べ物の嗜好、つわり、歯磨きの習慣、姿勢など)もそれまでと大きく変わること、また妊娠性の歯周病を発症したりしやすくなることもあり、口腔のケアや歯科との関わりが特に重要になり、また諸々の注意も必要な時期となります。


また、この本のタイトルにあるように、お腹の中に命を育む大切な時期でもあり、生まれてくるお子さんが健やかに育って成長していくための準備期間ともなります。




子供の全身の成長や健康づくり、味覚など形成、習慣などには、『はじめの1000日間』
つまり妊娠期間中の約270日と、出生から2歳の誕生日までの365日×2=730日の

計1000日がとても大切ということです。
例えばこちらのブログなどでも紹介されています。



上の本の中で紹介されていた、妊娠中の歯科治療についてのQ&Aを、いちかわ歯科バージョンで編集してみました。

ご参考にしてみてください。



 

妊娠中の歯科治療について
 

Q.現在、妊娠中です。歯の治療はできますか?

A.妊娠初期(0~16週)と後期(28週~39週)は必要な応急処置を行います。歯科治療は、できるだけ安定期(17週~27週)に行うことをお勧めしています。
メインテナンスは基本的に妊娠中のどの時期にも安心して受けていただくことができます。
 

 

Q.レントゲンを撮っておなかの赤ちゃんに影響しませんか?

A.歯はおなかから場所が離れているのに加え、鉛のエプロンをしていただきますので、おなかの赤ちゃんが被爆する量は限りなくゼロに近いため、赤ちゃんへの被爆の影響はまったくないのに等しいことがわかっています。
 

 

Q.歯に麻酔注射をしておなかの赤ちゃんに影響しませんか?

A.影響しません。歯科治療に使う麻酔は、全身麻酔ではなく局所麻酔です。そのうえ血管収縮剤が入っているため、治療をする歯の周辺にしか麻酔薬は停滞しません。おなかの赤ちゃんに影響する心配はありません。

 

Q.抗生物質などを使用しても赤ちゃんに影響しませんか?

A.抗生物質であればペニシリン系やセフェム系を、鎮痛剤はカロナールなどアセトアミノフェンが安全であることが産婦人科医師の見解で明らかになっています。必要な場合には最小限で使うことをおすすめいたします。
 

 

妊娠中の歯のケアについて
 

Q.母親が歯周病だと早産や低体重児出産のリスクが高いと言われていますが本当ですか?

A.多くの研究から、歯周病菌が出す内毒素(エンドトキシン)が子宮を収縮させるホルモンに似ているため早産や低体重出産児を引き起こすと言われています。歯周病と診断された方は、妊娠中からの治療をおすすめいたします。

 

Q.むし歯菌が感染するというのは本当ですか?

A.それは本当です。むし歯菌の中の悪玉菌であるミュータンス菌は、お子さん(生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月くらいの間)に周囲の大人から唾液を通して感染することがわかっています。出産前にミュータンス菌を減らし始めることをおすすめ致します。



お口の中をきれいに保ち、安心してご出産を迎えられますように。また生まれてくるお子さんが、健康ですくすくと成長されますように。
それを歯科から応援させていただきます!
 

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