3歳の息子は一歩外へ出れば、「ねえ、ぱぱ」と話しかけてきて
「これ、なに?」
質問を繰り出してくる。
もう、分からないこともほとんど。
「なんでだろうね」
と返してしまうが、
それじゃあ、あまりにもかわいそうだと思って、
歩きながら、すぐに調べることにしている。
あとでやるっていっても、ほどんどやらない。
それが僕の人生の教訓だ。
なぜなら、楽をしたい生き物だからだ
だから今やる。
明日やろうはバカ野郎なんてよく言ったもので。
息子から花の名前を聞かれることも多い。
ちなみに最近聞かれたのは、姫秋桜(ひめこすもす)だそうだ。
息子に質問されなきゃ知らなかった。
何歳になったって知らないことが多すぎる自分が恥ずかしいが、
知ることで満たされる気持ちは若い頃と変わらない。嬉しいものだ。
あと、雨が降らない日は、「ぱぱ、ごみひろって」と言われる。
息子は道にゴミが落ちてることが許せないらしい。
普段、汚いものは触らなくていいと教えているからパパが拾うことになった。
(まあ、いいんだけど)
そんな日々が継続されて、花の名前を調べたりゴミを拾ったりすることが当たり前になりつつある。
息子に言われなきゃこんなパパにはなっていない。
まあ、息子がいなきゃパパにはなっていない。
そんな自分がそんなに嫌いじゃないんです。
息子が導いてくれてる。
なんていうのは言いすぎかな