一迅社アイリス編集部

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一迅社文庫アイリス・アイリスNEOの最新情報&編集部近況…などをお知らせしたいな、
という編集部ブログ。

一迅社文庫アイリス4月新刊 著者サイン本の販売情報です。
下記店舗様にて、4月新刊著者サイン本を販売予定です。

■書泉ブックタワー(東京 秋葉原)
■書泉グランデ(東京 神保町)
■書泉オンラインショップ


※販売開始日は店舗様によって異なりますので、詳細は各店舗様にお問い合わせ下さい。
在庫数や販売開始日・方法について編集部にお問い合わせいただいても、お答えすることができません。
※また、商品に関しましては限定数のため無くなり次第品切れ、終了となります。
品切れの際は申し訳ありません。
こんにちはーねこへび
本日は、4月20日発売の一迅社文庫アイリス1月の新刊特典情報をお届けします↓↓↓

甘やかされるのも、領主の仕事ってどういうこと!?
新米女伯爵のラブファンタジー第2弾ビックリマーク

『塔から降りたら女伯爵にされてました2 王子達に甘やかされてばかりで不安です』

かい とーこ:作 黒野 ユウ:絵
ジャンル:ラブファンタジー
文庫判/定価:790円(税込)


★ 書き下ろしショートストーリーA★
下記のアニメイト店舗様での購入者様に特典がつきます。
※配布店舗は記事最下段、店舗リストをご確認下さい。

★書き下ろしショートストーリーB★
応援店舗様での購入者様に特典がつきます。
※配布店舗は記事最下段、応援店舗リストをご確認下さい。

★書き下ろしショートストーリーC★
下記の書泉&芳林堂書店店舗様での購入者様に特典がつきます。
※配布店舗は記事最下段、店舗リストをご確認下さい。


どんなに辛くても、あなたがいるから頑張れる――。
心に秘めた恋心が花開く追放聖女のラブファンタジードキドキ

『偽聖女にされましたが、幸せになりました 平民聖女と救国の王子』

霜月 零:作 一花 夜:絵
ジャンル:ラブファンタジー
文庫判/定価:790円(税込)


★ 書き下ろしショートストーリーA★
下記のアニメイト店舗様での購入者様に特典がつきます。
※配布店舗は記事最下段、店舗リストをご確認下さい。

★書き下ろしショートストーリーB★
応援店舗様での購入者様に特典がつきます。
※配布店舗は記事最下段、応援店舗リストをご確認下さい。

★書き下ろしショートストーリーC★
下記の書泉&芳林堂書店店舗様での購入者様に特典がつきます。
※配布店舗は記事最下段、店舗リストをご確認下さい。

★書泉・芳林堂書店購入者有償特典 アクリルコースター★
下記の書泉&芳林堂書店店舗様で【有償特典付き】を購入すると、限定アクリルコースターがつきます。
※販売店舗は記事最下段、店舗リストをご確認下さい。


配布店舗は、以下の通りになります。

★アニメイト購入者特典配布店舗★
【北海道・東北】
・アニメイト札幌
・アニメイトイオンモール旭川駅前
・アニメイトイオン釧路
・アニメイト八戸
・アニメイト青森
・アニメイト盛岡
・アニメイト仙台
【関東】
・アニメイト池袋本店
・アニメイト町田
・アニメイト吉祥寺パルコ
・アニメイト八王子
・アニメイト立川
・アニメイト渋谷
・アニメイト秋葉原
・アニメイト蒲田
・アニメイト新宿
・アニメイト横浜ビブレ
・アニメイト川崎
・アニメイト水戸
・アニメイトイオンモール土浦
・アニメイトイオンモール太田
・アニメイト大宮
・アニメイト南越谷
・アニメイト所沢
・アニメイト津田沼
・アニメイト千葉
・アニメイト柏
・アニメイト宇都宮
【中部】
・アニメイト新潟
・アニメイト長岡
・アニメイト福井
・アニメイト富山
・アニメイト金沢
・アニメイト名古屋
・アニメイト豊橋
・アニメイト豊田
・アニメイト静岡
・アニメイト浜松
・アニメイト沼津
・アニメイト四日市
・アニメイトイオンモール桑名
【関西】
・アニメイト京都
・アニメイトアバンティ京都
・アニメイト天王寺
・アニメイト京橋
・アニメイト大阪日本橋
・アニメイト梅田
・アニメイト三宮
・アニメイト姫路
・アニメイトイオン明石
・アニメイト和歌山
【中国・四国】
・アニメイトイオン米子
・アニメイトイオン松江
・アニメイト岡山
・アニメイト高松
・アニメイト高知
・アニメイト広島
【九州】
・アニメイト福岡パルコ
・アニメイトモラージュ佐賀
・アニメイト佐世保
・アニメイト熊本

・アニメイトオンライン



★応援店購入者特典配布店舗★
・文教堂書店 札幌大通駅店
・文教堂書店 琴似駅前店
・文教堂書店 函館昭和店
・文教堂書店 川口駅店
・文教堂書店 行徳店
・文教堂書店 赤羽店
・文教堂書店 青戸店
・文教堂書店 武蔵境駅前店
・文教堂書店 南大沢店
・文教堂書店 二子玉川店
・文教堂書店 溝ノ口本店
・文教堂書店 溝ノ口駅前店
・文教堂書店 住道店
・アニメガ×ソフマップ 神戸ハーバーランド店
・MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
・ジュンク堂書店 三宮店
・ジュンク堂書店 三宮駅前店
・ジュンク堂書店 西宮店

【電子書店】
・コミックシーモア
・dブック
・ブックライブ
・ebookjapan
・Renta!
・honto
・BOOK☆WALKER
 ほか



★書泉・芳林堂書店購入者特典配布店舗★
・書泉ブックタワー
・書泉グランデ
・芳林堂書店高田馬場店
・芳林堂書店みずほ台店
・書泉オンラインショップ



★書泉・芳林堂書店購入者有償特典販売店舗★
・書泉ブックタワー
・書泉グランデ
・芳林堂書店高田馬場店
・書泉オンラインショップ



※特典は、なくなり次第終了となります。
※特典配布方法の詳細は各店舗様にお問い合わせください。
こんにちは!

明日は一迅社文庫アイリス4月刊の発売日!!
ということで、本日も新刊の試し読みをお届けいたします音譜

試し読み第2弾は……
『塔から降りたら女伯爵にされてました2 王子達に甘やかされてばかりで不安です』

著:かいとーこ 絵:黒野ユウ

★STORY★
嫌な結婚から逃げるために、戦場近くの守りの塔で働いていたら、なぜか女伯爵になっていたエレオノーラ。ついでのように婚約した第二王子レオンがバリバリ働く傍ら、彼女は周りから贅沢をするように言われるばかり。このままではお飾り領主になってしまう! そう怯えていたある日、幼い弟が一人でやっ
てくると聞いて――。 
世間とのズレに右往左往する新米女伯爵のラブファンタジー第2弾!

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「あの、弟はいつごろ到着するんですか?」

 数日後に到着しますという話なら夜通し働かない。

「領内の宿に泊まっているから、今日中にはオルブラ市に入ると思う」

 エレオノーラは彼らが大慌てで準備している理由は理解した。過剰な準備はともかく、気持ちよく迎えるための準備をしたい気持ちは分かる。

「ニックお兄様、子ども一人が来るのは大したことじゃないと思っているんでしょうね。自分が面倒を見るから、迷惑はかけないって楽観視しているんですよ」

 エレオノーラでもそう思っているところだ。赤ん坊ならともかく自分で一通りのことができる年頃だ。いつか学校の宿舎に入っても困らないよう、母が厳しくしつけているだろう。

「あいつらしいな。騎士達は掃除のために追い出されるし、あいつへの恨み言を言いながら訓練しているだろう」

 エレオノーラのハトコのニックには、都に行くついでに、実家に寄って様子を見てくるように頼んである。母がついてこないよう、言い訳も考えておいた。それなのに弟を連れてくるとは想像もしなかった。
 無理にでも来るとしたら、本当に結婚する日が決まってからだと誰もが思っていたのだ。

「エレオノーラ様のお身内だからこそですね。あの方の扱いは、実は使用人達の中でも困っているんです」

 他にも血縁者は何人かいるが、ハトコという近すぎず遠すぎない関係だから、他の騎士と違った扱いをすべきか悩むのだろう。

「クロード様のご子息が遊びに来てくださるのですから、ちゃんと準備をしたかったのですが……皆も喜びと恨みが入り交じってますよ」

 若い執事が苦笑し、肩をすくめた。

「喜び?」
「クロード様のご子息が遊びに来てくださるのは大歓迎です。皆も苦労を買って出るほど、喜びは大きいですよ。直前の知らせでなければ、恨みはありませんでした」

 もっとのんびり、ああでもないこうでもないと迎える準備ができたら楽しかっただろう。

「あまり大げさにしないでね。あの子が驚いてしまうわ」
「もちろん驚かせなどいたしません。驚かせないようさりげなく、全力でお出迎えいたします」
「全力でって……どうしてそこまで……」

 贅沢など知らない、多少裕福な家に生まれた小さな男の子には、全力のさりげないおもてなしなど理解できるはずがない。

「どうしてと言われましても……クロード様にできなかった恩返しをしようにも、ご息女のエレオノーラ様にはこちらが助けていただいて苦労を掛けてしまっていますから、純粋に恩を返せるご子息をもてなしたいと思うのは当然です」

 エレオノーラは父が彼らに慕われているのと、この地のために戦死したのは知っているが、彼らにどう恩を売ったのかは曖昧にしか知らない。
 子どもは遊んでくれたとか、女性は彼らが来てから乱暴な傭兵が大人しくなったとか、男性は鍛えてくれたとか、そんな程度の話は聞くが、それにしては彼らが感じている恩が大きい。少なくともクロードを嫌っている者のことは、オルブラ市内では聞いたことがない。
 そういう慕われる人が亡くなると、彼らのように行き場のない思いを抱いてしまうようだ。

「騎士達もいつ見られてもいいように、いつもより真面目に訓練をしているな。クロードの息子に、いいところを見せたいんだろう」

 レオンの言い方からして、騎士達も浮かれているようだ。そして仕事を放り出して使用人の様子を見ている程度に、レオンも浮かれている。

(死んだ人には恩を返せないし見栄も張れないものね)

 その子ども達に恩を返すのは、理にかなってはいる。

「わたしはいつも皆には世話になっているから、お父様への恩は返せていると思うのだけど」
「いいえ。エレオノーラ様とレオン様には一生頭が上がりません。故郷を離れてこれほど尽くしてくださっているのですから、恩は積み重なっていくばかりです」

 尽くすというほど頑張っているのはレオンだけだ。血縁者でもない彼に対しては、本当に頭が上がらないだろう。レオンへの評価もクロードの評価にのしかかっているのかもしれない。

「何を言っているんだ。皆が賛成してくれたおかげで初恋が成就したんだ。礼を言うのはこちらだよ。この幸せのためなら、できる範囲の努力は惜しまないさ」

 レオンはエレオノーラの肩に手を置き、さらりと言った。
 使用人達は手を止めて笑顔のレオンと、石像のように固まったエレオノーラを見た。
 レオンは仲のよさを見せつけるためによくこういうことを平気で言うが、仲のよさを知らしめる必要のない身内とも言える使用人達の前でも言う。
 未だに心臓が跳ね上がるほど動揺してしまう。身体は石のようなのに、心臓だけはよく動いている。
 人前で見せつけるのが始まったのは、しつこい求婚を減らすためだったはずだ。だから戦争を終わらせた第二王子であるレオンと婚約したことを広め、直接やってきた人々に恋愛結婚であると見せつけたのだ。
 恥ずかしかったが、効果はあった。婚約者に大切にされるのは、理由があっても悪い気はしない。だが、見せる必要のない身内の前でされるのは、他人の前でするよりも恥ずかしくて、居たたまれなくなる。
 背中に汗が流れ落ちるのを感じながら、エレオノーラは視線をそらした。

「そ……それより、そろそろ掃除はよくないかしら? 今まで出迎えたどんな大物よりも念入りじゃない。これ以上頑張っても、気付かないと思うわよ」
「とは言っても、皆は自主的にやっているだけなので。クロード様のご息子に、姉君が治めるに相応しい場所だと思っていただきたいですから、床板の隙間の小さな汚れも、家具のわずかな黒ずみも気になるんです」

 執事が言うと、近くにいた使用人達がうなずいた。

「そうですよ。弟君の好みがわからないから不安なんです。だから最高の状態にして、エレオノーラ様に相応しい所だなって感じていただきたいんです」
「休みの人たちも、屋敷までの道の清掃活動をしているそうですよ」

 エレオノーラは頬が引きつりそうになるのを耐えた。休みでも自主的にやっている以上、皆を止められそうにもない。

(本当に、みんなお父様のことが好きよね)

 市民達も彼が好きで、エレオノーラが父親似であることを喜んでいる。

「ジェラルドはすでにクロードに似た顔立ちで、エラを小さな子どもにしたような小綺麗な男の子らしいんだ。楽しみだなぁ」

 と、レオンが浮ついているのをまったく隠さずに言う。人のよい笑顔ではなく、浮かれただらしのない笑みを浮かべているのだ。
 オルブラにたくさんいるクロードが好きな人々の中で、最もクロードが好きな人間がこのレオンである。使用人達はそれを知っているから、好意的に微笑んで頷いた。

「それはますます楽しみですね」
「ああ。甘やかしすぎるのもよくないが、不自由はないようにしてやらないと」

 レオンは浮かれていると思っていたが、想定以上に浮かれている。先ほどの発言も、見せつける意図はなくて、浮かれて口から滑り出た言葉だと気付いた。

(つまり、わたし以外のみんなが浮かれて暴走してるってこと?)

 だから誰も彼らを止めないのだ。

~~~~~~~~~(続きは本編へ)~~~~~~~~~~

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