赤岡町の絵金祭り再開
コロナで2年間開催されなかった絵金祭りも、昨年は入場制限付きの開催をして、今年はやっと通常の開催が出来る様になって、関係者の方々も胸を撫でおろした事だろうが、此処はイベント広場となっており、丁度歌を歌っていた。
15日・16日と二日間の夜間に行われる”絵金祭り”は今年で第47回目を迎え、一年に一度の小さな町の小さなイベントは年を追う毎に徐々に発展を遂げており、初日の土曜は雨に降られそうな天気だったが、幸いな事に降らなかった。
ステンドグラスの小さな出店
村長のステンドグラス工房を卒業して、現在はステンドグラス作家として小さく活動している作家さんが、昨年に続いて今年は別の場所で出店すると言うので、村長は展示販売する荷物の運搬を手伝ったのである。
一口にステンドグラスの小物と言っても、創意工夫次第では才覚で色々な生まれて来るのであり、此れにガラス作品の形状や色が加味されると、楽しい小物が命を吹き込まれて誕生し、本人もレトロガラスを作品に生かして奥深さを堪能している様だ。
歩行者天国の絵金屏風展示場
午後の七時になると展示してある屏風の前に蝋燭の光が灯され、江戸の後期に土佐藩家老のお抱え絵師となった金蔵は、其の才能から妬まれて職を失い、街絵師として其の才能を発揮する事になるのである。
絵金は”絵師金蔵の略”で、極採色を使った歌舞伎絵や恐ろしい屏風絵が有名だが白描画も残しており、考えようによっては街絵師になったからこそ、現在も”お祭り”と言う形で脈々と我々庶民に受け継がれているのである。
150年前のガラスの再生
膠を使ってガラスの表面を割らしてできる不定期模様で、此れは京都の工務店さんからの依頼で製作しているのだが、此れで3枚目の失敗でガラスが割れてしまっており、元々が2ミリガラスに加工するのが無理な様だ。
其れは最初から分かっているのだが、顧客の要望にも応えて上げねばならず、二十数年前からデータを蓄積し、多分テストを含めて700~800回の失敗を繰り返しており、3mmに加工すれば上手く行くと思いつつ、其れでも出来るまでやるのだ。
自宅の生垣の剪定
3日ほど前の安芸市赤野に在る自宅前の生垣の剪定を早朝から行っており、村長はいつの間にか爺になって現在は72才になっており、其れでも元建築大工の村長は手前味噌ながら、器用でもあり勤勉なのである。
元々何もなかった所に生垣を作って目隠しにしており、此処の一角にはリンゴ・梅が植わっており、今は亡き親父が植えた桜はすっかり幹回り1m以上の古木になって庭の一角に夏は日陰を提供してくれているのである。
香南龍馬会総会
コロナで昨年は開催できなかった香南龍馬会総会は二年分を纏めて20日に開催され、来賓も含めて31名の出席者を迎え割烹吉野で賑やかに開催されており、龍馬会は有志の会なので宴会は寛いだ雰囲気の下で毎回行われる。
近隣の龍馬会も総会には参加してくれ、香南龍馬会も発足時には148番目の龍馬会となったが、現在では龍馬会は海外にも誕生して210以上の組織ができており、今年は10月に四万十で龍馬会全国大会が開かれ、中村の夜の街も賑わうだろう。
秋には3年ぶりに大連に行く:ニイハオ吉田無花果村村長