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FM世田谷で毎月日曜日23時よりCIMS Sunday【えーろうの医師の上にも3年】のMCを担当しています。
また最近、日本初の健康と美を学べる〝ビューティー&ウェルネス専門職大学〟の客員教授を拝命しました。よろしくお願い申し上げます。

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えーろうです。 お笑い話から真面目な学術話により詳しく分かりやすく、、、(笑) プラズマローゲン Plasmalogen は鶏ムネ肉に含まれ最近注目を集めています。 このプラズマローゲンは福岡大学、九州大学などの臨床試験により、軽度から中等度の認知症に改善効果がある事が国際雑誌や国際会議で発表されています。 半年間のプラズマローゲン内服で認知機能の改善が見られたという報告です。 この臨床試験はランダムなダブルブラインドテスト(二重盲検試験)といって、かなり信頼性の高い臨床研究報告であります。 またプラズマローゲン Plasmalogenに関する報告は国際学術誌のレビュー(総説)だけでも180報以上あります。 脳は水分を除くと大半がリン脂質などの脂肪成分であり、プラズマローゲンはリン脂質ですので、脳の成分の主体であり、このような「脳の材料」が徐々に脳内に持ち込まれ 〝脳がリフォーム〟され、ビフォーアフターまで半年間掛かったのかもしれません。 またプラズマローゲンは産卵後の鶏ムネ肉に多いようで、一般には産卵後のムネ肉は硬くて不味いようで売れなかったり廃棄になるそうですが、エコな有効活用になるかもしれません。 これについて詳しく分かりやすく解説したのがこちら、、、しかもプラズマローゲンの認知症改善メカニズムが図解入りで示されています。 https://www.ssnp.co.jp/news/meat/2018/05/2018-0518-1047-14.html 〝産卵後の親鶏のムネ肉がプラズマローゲンの原料に適しており、より効率的に抽出できることを発見。産卵後の親鶏は肉質が硬くブロイラーと比べ食用には向かず、一方で親鶏は年間に数億羽も産出されており、それらを有効活用することが長年の課題となっていたが、この発見により最大の有効活用法を見出した〟 とあります。 その他の国際会議情報、国際学術誌に掲載された情報はこちら。 https://www.amcare.co.jp/amc_labo/plasmalogen/publish/publish_20140205.html Efficacy and Blood Plasmalogen Changes by Oral Administration of Plasmalogen in Patients with Mild Alzheimer's Disease and Mild Cognitive Impairment: A Multicenter, Randomized, Double-blind, Placebo-controlled Trial. Randomized controlled trial Fujino T, et al. EBioMedicine. 2017. #えーろう #プラズマローゲン #ホンマでっかTV #明石家さんま 師匠 #認知症予防 #認知症改善 #RCT試験 #鶏ムネ肉

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