初めての移植は陰性に終わりまして
次回の移植周期にシフトしていかなければならない
のですがなかなか出来ず
朝 いつも通り夫を見送ったあと朝の家事を済ませ
朝食を取ろうと一息ついたところで
とてもさみしい気持ちになってしまいました
前日の判定日はたまたま夫が休みだったので
まぁ休日と同じように共に過ごしていたわけですが
クリニックで陰性の結果を言い渡された時から
長くひとりになる時間も空間もなかったので
がっつり自分の気持ちに寄り添うことがなかったのです
脳みそは かなしみでいっぱいだから
ほんとうは 残念だったっていう思いでいっぱいだし
体は 涙をたくさん流したいんだと思う
でも 当日はそういう時間が良くも悪くもなかったし
判定前からの気持ちが 結果を聞いたあともずっと
張りっぱなしだったのかもしれません
陰性だったとしても大丈夫、って気持ちを作っていて
ガチガチに固めて行きました
夫もいるしとりあえず1人ではないのでさみしくはない
というのも大きかったのでしょうか
それに比べ なんだか部屋にぽつんといる感覚が
とてもさみしく思えてしまったんです
朝食には いちごジャムとホイップクリームをサンドした
ミルフィーユ仕立てのデニッシュパンと
カフェインレスじゃないコーヒーをトレイに乗せる
こんな食生活だからうまくいかないんでしょうか…
そのパンは昨日スーパーで夫が勧めてきたやつです
わたしが好きそうなものは勧めてきます
お安かったしわたしも買うだろうと思ったのでしょう
そんな夫とのスーパーでのやりとりも思い出されて
パンを口に含みながらわんわん泣いてしまいました
仕方なく応急処置でふきんで涙を拭くも
(立ち上がってテッシュ取りに行くの面倒くさかった)
おさまらない涙に、
やっぱりテッシュ取ってくるべきだったと思いました
この涙がなんなのかは
多分 陰性という結果が hcg0.0 という数値で出たのが
ものすごく怖かったんだと思います
着床すら出来ないのか わたしのたまごと体は。
…とても恐ろしく思えました
一回目がそれでも二回目はどうなのかわかりません
もう原因がどこにあるのか特定していく為に
移植を繰り返すみたいでこわいです
胚盤胞の見た目が良くても中身はわからない
正常良好胚でも高い確率で染色体異常があるようです
なので複数回移植してみなければならない
単一胚移植しかやってないクリニックだと
この辺がデメリットかなと思いました
が、なぜ単一胚移植のみしかやらないのかという
KLCの方針もとても納得で同意出来ます ※
※
多胎妊娠の様々なリスクは勿論、分娩を受け入れる医療機関への配慮(万が一のNICU受入可能数)まで考慮するべきという考えの為。不妊治療クリニックが医療機関への負担を生むような治療方針ではならないという考え。(要約です)
着床しなかった、どうしてだろう、と
お得意のなぜなぜ脳が威張り出てきて
あーでもないこーでもないって
夫に話しかけては検索魔にもなるし
それで悪い方に不安定にもなり夫に注意されるし…
そうなるわたしの気持ちのところまでいってから
言ってよ！ と言い返したいところですが
気にしすぎな人は調べるのやめた方がいいって
わたしもそう思います
ネットには色んな情報が溢れています
「それっぽい」のは取捨選択出来ずに吸収してしまう
これ良さそうだからこうゆうサプリ飲んでみようかな？
食事でなにか変えた方が良いことあるかな？
夫に話しかけても「先生は何て言ってた？」って
いや、そんな質問すらしてないけど、、
そんなら一緒に診察室入りなよ、と言いたかったけど
素人同士が話してるんです
正解もわからないしなにがだめなのかも知らない
ただ一緒にあーでもないこーでもないって
悩んで欲しいんです
でも 夫のように そうじゃない考えの人には
それは理解しがたいことかもしれないです
悩み合ったところでなにか正解が出るの？みたいな？
正解が出なくとも 気持ちが変わっていけることもある
治療をするのはわたしだから
その わたし の気持ちを最大限思いやってほしいのです
悩み合うには適当な姿勢では疲れると思う
悩み合うということはある程度真剣になってるという
ことだという価値観のわたしには
悩み合うことはとても大切なことなのです
もうわんわん泣いたりしないだろうけれど
まだ気を抜くと一瞬で目が涙でいっぱいになります…
シンプルに困る
ということで結果は真摯に涙と共に受け流し
次回はD3受診で移植周期スタート出来るように
穏やかに過ごさなければと思ってます
