併願優遇校の試験 | 苺ショートケーキのブログ

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娘が公立中高一貫校を受験し、惜しくも不合格した日から、気づいたこと、考えたことを綴っています。
公立中敗退から3年後、目指す高校に無事合格を果たすことができ、今は娘は目指す大学の合格に向けて歩き出しました。そんな徒然なる思いを気まぐれに綴っております。

昨日、娘は併願優遇をいただいている学校の入試に行ってきた。
感想を聞いたら、
「人が多過ぎて、酔った…。頭いたくなった。」

あ、はい、そう。( ̄▽ ̄;)
そりゃ、お疲れさま。

試験についての感想は、英語がなんか難しかった、と。
娘は英語が1番得意科目なのだが、その英語が微妙、というのでは、おい、大丈夫かー?と思う母である…が、まあ、大丈夫なのでしょう。進学相談のときにあちらの先生は「まあ、大丈夫ですから。」
と言っていたのだから(^^;
でも、ほんとに大丈夫なの?併願優遇って。
うちなんか、内申で選抜クラスの併願優遇くれる基準突破してたから、それだけで、「あ、はい、もう大丈夫です」
って感じで、用意してた模試の結果も、
「あの…。ほかに、見せなくていいんですか?模試の結果とか…。」
とこっちが不安になって聞いてしまったぐらいだったが、
「えーと、前回(文化祭の時)にお聞きしたこの6◯という結果より、上がったとか、ございますか?」
と聞かれ、大して上がっておらず
(そーか、模試のことは書いてなかったですね…。R子はずっと模試の結果、12月まで志望校B判定のままで低迷…)
むしろはじめに伝えたほうが良かったぐらいなので、
「…い、いえ。そんなには…。だいたい同じぐらいです。」
「あ、はい、そうですか。では、大丈夫です。」と言われ、見せずじまい。
「でも、はい、大丈夫ですよ。内申点でこの、5教科24をクリアされてますから、上のこちらの(選抜)クラスの基準に達してますから。」
という感じで、かなりあっさり、終わり。
このときに、担任の先生も学校に出向いてくれ、成績資料等提出してお願いをしてくれていたので、事実上内約のようなものができているっぽかった。

この併願優遇の進学相談というものに行って、思ったこと。

  何より、内申なんだな、、、

と。おかげさま高校の場合、上の選抜クラスに入るための優遇をもらう基準は

①内申点  5教科で24以上

①が足りていない場合、
       ・模試(V模擬かW模擬のどちらか9月~12月までの間の良かったもの2回)の偏差値  だいたい 65~67ぐらい

       ・英検または漢検 準2級以上

   で加点

ということになっている。

そして、選抜クラスでなく、下の特進クラス(わかりにくい!下なのに特進て!!?)の併願優遇なら、


①内申点  5教科で21以上

①が足りていない場合、
       ・模試(V模擬かW模擬のどちらか9月~12月までの間の良かったもの2回)の偏差値  だいたい 60以上?ぐらい

       ・英検または漢検 3級以上

        ・生徒会役員をやった

などで加点あり

確かこんな感じだったと思う。

つまり、内申で基準クリアすれば、ほかの加点のポイント全く関係なし、な訳で、
(模試の結果は一応聞かれるのかな?うちも聞かれたし。でもそのやりとりでそんなにお粗末な偏差値でなければゴーということなんだと思う)
中学入って頑張ってやってた生徒会も
(噂では併願私立で加点になるから、ということも聞いていたのでうっすら期待( ̄▽ ̄;))
部活で棚ぼたで行けた都大会も、
全く関係がなかった。
英検漢検も、R子は小4でとった英検4級で英検アレルギーになっちゃったのかな…。(^^;)
勉強を優先する!というので、英検受験歴は小4でとった4級どまり(だから書かずにスルー)、漢検は3級はとったけど、準2は「もういい。勉強優先したい。」といって受けず、3級どまりだったのでヒヤヒヤ…。
でも、結果、彼女の戦略が正しかった。
内申を取れば、漢検英検も関係なかったわけだから。
(ちなみに、この併願優遇の基準、学校によって違います。そして公開はされていないので、進学相談会という面談みたいのに行くまで教えてもらえません。また、9教科の内申を基準にする学校もあります。)

とにかく、内申を上げることなんだな、と痛感。
そして、加点要素に頼るより、内申を上げるということは、テストで点数を取らなければいけないわけだから、学力のアップにも直結する(うちの場合はそうだった)ので結果的に都立受験にプラスになる。

ところで、うちは併願優遇校との2択だが、私立難関校の合格も押さえで取る子達は、今日、明日も連続で入試。
うちのR子は家と塾でひたすら勉強。

この私立も挑戦組にもちょっとした浮き沈みを左右するドラマがあるという。私立の合格が取れて、こんな難しいとこが受かったんだから自分は大丈夫!と自信がついて、都立うまくいくケース。
また、私立の合格取れてという場合でも逆に意外とその学校が気に入ってて「ここでもいいかな」なんて思えてしまうとそこで緩んでしまい、都立失敗につながったりもするという。
そして、自信にするために受けたはずの私立でまさかの失敗をしてしまい不合格となり、自信を失いそれを都立まで引きずりうまくいかないパターンと…。
いろいろあるという。

受けるもよし、受けないもよし、が結論なのかも。
本当に、なんとも言えない私立受験なのだけれども、うちのR子は、ある友達に、A高と併願優遇の2択だと話したら、
「まじで?R子、バカだよー、それ!」
と言われたらしい。

…そうなのかなぁ?
うーん。わからないのになぁ。