極秘の人体実験の結果、醜い容姿と引き換えに驚異的な再生能力を持つ不死身の身体を手に入れたマーベルでもちょっと異質なヒーロー「デッドプール」シリーズの第3弾『デッドプール&ウルヴァリン』
デッドプールは元々20世紀フォックスが版権を持っていたX-MENのシリーズでしたが、マーベル・スタジオの親会社のディズニーが21世紀フォックスを買収したことにより、今回のデッドプールからマーベル・シネマティック・ユニバースに組み込まれることになったみたいですね。同じマーベルコミックなのにX-MEN シリーズはなんか別作品シリーズの印象が強かっただけに、今後MCU にX-MEN が出れるようになるって結構期待値上がります。
それもあってか今回のデップーはマルチバース要素の強い内容になっていて、MCU のスピンオフドラマにも出てきていた神聖時間軸に統制し、異常を監視・規制する組織・時間変異取締局(TVA)によって虚無世界に送り込まれたデッドプールとウルヴァリンが、虚無世界を支配する強力な力を持つミュータントでプロフェッサーXの双子の妹・カサンドラ・ノヴァと対峙するお話
今回もカメオ出演者の小ネタも満載でしたね。私はあまり詳しくないので考察サイトのネタバレ解説でようやく理解できるレベルですが、カサンドラに攻めいる仲間とか、DC コミックキャラに纏わるネタもあって、今回は特にマーベル初心者には絶対わからないネタも多かったように思います。
虚無世界で観客が思う前にマッドマックスの世界観の突っ込みに、フュリオサまでもネタにしていて、オマージュなのかパクリなのかかなりギリギリを攻めているのもデッドプールらしい(笑)
何だかんだとこの先のMCU の可能性が大きく広がるのが確定したことは嬉しい展開です
デッドプールもウルヴァリンも不死身を良いことに何でもありすぎなのはちょっと好き嫌いわかれそうです★★★☆75点(ただしマーベル好きな方にはかなり高得点になるかと)
クリス・エヴァンスがでてきたからキャプテンアメリカかと思ったらファンタスティックフォーのヒューマン・トーチの方だったうえにあの扱いは。。。