2007年にフジテレビの深夜アニメ枠ノイタミナで放映されたホラーアニメ「モノノ怪」の17年ぶりの完全新作『劇場版モノノ怪 唐笠』。昨年公開予定だったようですがメインキャストの不祥事もあり、公開延期となっていたようですがようやくの封切り。

今回の舞台は男子禁制の大奥。この世で唯一モノノ怪を祓うことのできる退魔の剣を携える謎の薬売りが、大奥を牛耳る御年寄・歌山が隠してきた女中たちから長年蓄積されてきた大奥の闇から産み出されたモノノ怪・唐笠を顕現させ切り祓うお話です。

私はテレビアニメの方は実のところ観たことなくて劇場版が初見。派手な色使いの独特な世界観は大奥という舞台には合っているとは思いますが、芸術に疎い私にはちょっとこのビジュアルの良さがわかりません。。。必殺の退魔の剣も、「形」「真」「理」が揃わないと切れないとか言う制約のせいで展開も遅く、焦れったくて、何が原因で、何が起こっているのか、何でそうなってしまったのか、結局どうなってしまったのか何がなんだかわかりにくくて、芸術点は高いんだろうけど内容は伝わりにくい作品でした。★★★60点

これでハッピーエンドなんですかねぇ?

続編もありそうですが。。。

降板したメインキャストに代わって主人公の謎の薬売りを神谷浩史さんがCV 当てていましたが、個人的にはこの役は元々神谷浩史だったんじゃと思ってしまうほどぽい感じでした(元のテレビアニメの薬屋を知らないからかもしれませんが。。。)

制作費をクラウドファンディングで集められてたみたいですが、エンドロールに名前いれてもらえるならこういう出資もありかもとちょっと思ってしまいました。一口いくらか知らないですけど。。。