古典落語の人情噺「柳田格之進」をベースに草彅剛主演で実写化した時代劇『碁盤切り』

その頑固で正直過ぎる性格から煙たがれ藩を追われて長屋住まいの格之進(草彅剛)がその囲碁の腕前で商人の万屋源兵衛(國村準)と懇意になるが、ある時源兵衛の家に招かれたあと、屋敷から消えた50両の盗人容疑をかけられ、潔白を証明するため娘のお絹(清原果耶)を吉原に売り得た50両を源兵衛の不在時に養子の弥吉に渡して消えた50両がもし見つかればお前と源兵衛の首をもらい受けると約束し、同時に自身が藩を追われた事がある侍(斎藤工)による策略で、その侍こそが妻が自害した原因となった仇であることがわかりお絹の身売り期限までにその侍を見つけて成敗するお話で、結末も含めてあらすじはほぼ落語のまま、格之進の妻の死にまつわる復讐劇が加わった感じです。

★★★☆75点

囲碁はよくわからないので、どっちが優勢なのかもさっぱりですが、決戦の結末も序盤にヒントとも言える布石があるので、ルールとかわからなくても、なるほどここにつながるのかとなかなかいい伏線回収でした。

格之進は貧乏ぐらしで自身の刀は売っ払ってるのであまりチャンバラシーンは無いのですが、クライマックスは一応時代劇らしい乱闘もあります

舞台挨拶中継回で鑑賞し、主演の草彅くん、國村準さん、市村正親さん、小泉今日子さん、白石和彌監督が登壇されていました。

舞台挨拶にありがちな質問回答ではなく結構好き勝手にトークされていてメンバーの割に(?)かなり面白い舞台挨拶でした

しかも珍しくフォトセッション付き。

 

 

 
 

 
 

 
 

 

清原果耶ちゃん来てくれてれば良かったのに(笑)