土屋太鳳とSnow Manの佐久間大介主演、マッチングアプリでゴールインしたカップルを狙った連続殺人事件に巻き込まれるウェディングプランナーの女性の恐怖を描いたサスペンススリラー『マッチング』

ウェディングプランナーの輪花(土屋太鳳)は、かつて恋をしていた恩師を始め自身が担当したカップルが次々に殺されていく中で自身もマッチングアプリで出会った吐夢というあやしいストーカー男(佐久間大介)に付きまとわれるようになり、加えて輪花の幼い頃に失踪した母親に纏わる父の過去の過ちが一連の事件の繋がり、意外な真犯人とただでは終わらない衝撃的な真相が明らかになる、思ったより、なかなか練られたサスペンスでした★★★★80点

輪花のアプリのやり取りを覗き見るアプリエンジニア(あの人あれ以来出てきませんでしたし。。。)やいかにもなストーカー吐夢くんはミスディレクションで、真犯人はまぁこの人でしょな予想は付きますし、その犯人の母親とか、意外な流れにするならこうなるよねの登場人物の関係性など、最後のオチまでミステリー好きな方ならある程度想定できそうな王道展開ではありますが、張り巡らされた伏線は一応回収され、最後もスリリングに締め括ってくれます(ちょっと蛇足感はありますが。。。)。

ただ、そもそもなんでマッチングアプリのゴールインカップルが狙われ、あの鎖の意味と✕印の傷はなんのためなのか、シリアルキラーにしてはその狙いがぼやけていて、結構突っ込みどころも満載です(笑)