アカデミー賞作品からB級ホラーまで幅広いジャンルの映画を提供してくれるA24製作の新作ホラー(?)『ボーはおそれている』

A24ホラーでも異色な作品でもある「ヘレディタリー」「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の作品なので、この映画も主人公は冴えないおじさんですし、別に何かやらかそうというタイプでもないのに、ほとんど設定の説明もないまま、次々といろんなあり得ない災難に巻き込まれていく上に、かなりめちゃくちゃな締めくくりと合う合わないが分かれそうな感じです。

ジャンル的にはホラーみたいですが、さほど怖いお話ではなく、理解不能な理不尽展開で、ほぼ3時間という長時間なところが一番怖いかも(笑)

そもそもなんでこんなヤバイところに住んでるのかというところも、母親との確執はまだしもあり得ない訃報に、突然車に跳ねられて介抱してくれた家族の目的や娘の奇行、逃げ出して迷い込んだ森のおかしなコミュニティーのお芝居、辿り着いた母親の家での衝撃的な出来事の連続にあり得ない父親の正体。。。あらゆるところに「なんで?」「どういうこと?」が一杯で私は観ていてポカーンとなりっぱなしでした。。。

★★☆50点

たぶん一回観ただけだと意味がわからないと思います。。。