日テレとHuluの共同制作のゾンビパニックドラマシリーズの劇場版最終章『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』

ドラマシリーズが4期に渡って放映された人気の長編シリーズですが、全く観たことありませんでした。。。

自動車整備工の主人公の青年・間宮響(竹内涼真)がトンネルの崩落事故に巻き込まれ、なんとか脱出すると世界は生きる屍(劇中ではゴーレムと呼ばれるウイルス感染者)が徘徊し、そのゴーレムに噛まれると感染してゴーレム化するバイオハザードな世界になっていて、ゴーレムや、武装集団達と対峙しつつ、行方不明となっているゴーレムウイルスの交代を持っていることがわかった恋人の研修医(中条あやみ)を探すストーリーみたいですが、ようやく再会した恋人はウイルスに感染していて自らの手で最期を看取り、二人の間に生まれた娘“ミライ”も母親の遺伝子を受け継ぐことでワクチン開発のために奪われ、踏んだり蹴ったりで捜索を続ける主人公・響。

最終章となる劇場版では、娘のミライが囚われている希望の塔・ユートピアに辿り着き、恋人を探してユートピアにやってきた劇場版の新キャラ大和(高橋文哉)とともにタワーの最上階を目指して最後の戦いを挑むのですが、FINALとなってるだけに、響の物語としてはちゃんと締めくくられた感じですね。基本的に孤独な戦いをしてきているみたいなので、ドラマを観ていなくても特に問題ありません★★★☆70点

悪いヤツはわかりやすいですが、人類を救うワクチンを開発するため抗体を持つ主人公の娘を実験台にする科学者たちと、人類がどうなろうと娘の命を優先したい父親。果たしてどちらが正しいのかって、本人の意向はそっちのけな究極の選択は、単純に二択じゃなくてもっとやり方あるんじゃないかとか正直思います。。。しかも最後のワクチンが完成できなかった今さら過ぎる言い訳も、それで検証せずに見切りつける親玉の強引な幕引きとかもちょっと適当にまとめすぎかと。。。しかもたぶんFINAL ではなさそうだし。。。