DC コミックヒーローの実写映画シリーズ、DC エクステンデッド・ユニバースの13作目となる『アクアマン/失われた王国』5年前に公開された「アクアマン」の続編です。

前作で異父弟のオームの暴走を止め、海底王国アトランティスの王となったアクアマンに対して、前作で“ブラックマンタ”としてアクアマンを苦しめたデイビッドが氷床下の失われた王国ネクラスの古代都市で黒い三又槍を手にして、封印されていた邪悪なネクラスの王・コーダックスの力と古代兵器で父の仇と自らの傷の復讐するためアトランティスに攻めてくるお話。前作のブラックマンタよりもパワーアップしていて苦戦を強いられるアクアマンが、デイビッドの悪事を止めるべく、幽閉していた弟・オームを脱獄させ、敵対していた2人が共闘する流れで、冒頭登場する息子アーサーJr. など、家族愛、兄弟愛の溢れる、絆を重視したストーリーでしたね。

前作はちょっとごちゃごちゃしすぎて今一つでしたが、さすがはヒット映画を数々手掛けるジェームズ・ワン監督の手腕が光る冒険活劇になっています

この監督ホラーからアクションまで守備範囲も広いし良作も多いですね。

★★★★80点

基本脳筋アクアマンの力推しな肉弾バトルですが、失われた海底王国の古代兵器や、光学迷彩機能を備えたアクアマンの新スーツ、相棒のタコのトポの存在など、見どころも盛り上がりポイント多くておもしろかったです。

ただどうもアクアマンの風貌が悪人面でワイルドすぎてヒーローっぽく見えないんですよね。。。