今年一本目の映画は、かつてTVやラジオに大喜利ネタを投稿し活躍していた伝説のはがき職人で放送作家の"ツチヤタカユキ"が自身の笑いにかけた半生を描いた同名私小説を岡山天音主演で実写映画化した『笑いのカイブツ』

お笑いに執着し5秒に1本ネタを考えお笑い番組に投稿し、伝説のはがき職人の異名を持つコミュ障で承認欲求の強い主人公・ツチヤタカユキが、上京して番組の企画、お笑い芸人のネタ脚本を手掛ける作家となるも、自身が不得意とする人間関係をうまく構築できず挫折し大阪に舞い戻り、お笑いを諦めようとしたけど結局捨てきれず、周りの支えを受けながら再起を目指すお話です

常にネタを考え、生活の大半をお笑いに捧げているだけに、その努力で培われた才能は凄いんだと思いますが、いかんせん挨拶もろくにできず、周りが色々積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれているのに、話を聞く態度からして相手に敬意もなく、周りにはその才能に惚れ込んでフォローしてくれている人もいるのに逃げ出す。こういうタイプの難しい人っているよなぁというところはわかりますが、この主人公があまりに自分本意でわがままが過ぎるので見ていて本当にイラッとします。★★★☆70点

仲野太賀演じる、主人公が上京した際に色々と便宜を図ってくれて面倒を見てくれる人気芸人ってモデルはオードリーの若林なんですね。。。

あと、劇中で披露されたネタは個人的には結構おもしろかったですが、この漫才指導が、昨年のM1王者"令和ロマン”というのがなんかすごい

来場者特典はポストカード