ロアルド・ダールの児童小説「チョコレート工場の秘密」を題材にしてヒットしたファンタジーミュージカル映画『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じた工場主・ウィリー・ウォンカの若かりし頃の物語『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
チャーリーとチョコレート工場のときはちょっと口も悪いし善悪の区別もないダークキャラだったウィリー・ウォンカも、若かりし頃は純粋なチョコレート作りに長けた魔術師の好青年で、悪い洗濯屋兼ホテルのオーナーに騙されて借金を背負い住み込みで長期間洗濯屋で働かされることになってしまうも、同じ境遇の同僚たちの協力と、得意のチョコレート作りで奴隷生活からの脱出を図り念願のチョコレート店をオープンを目指すお話。
彼のチョコレート作りの才能に危機感を感じて教会や警察署長も抱き込んで妨害するチョコレート組合の悪ボス三人衆や、悪どい契約で借金を背負わせる宿屋兼洗濯屋の女オーナーと強面のその配下とヴィランも明確で、ピンチとチャンスのメリハリのある、わかりやすい勧善懲悪なストーリー展開のファンタジーミュージカルです。
★★★☆75点
子供にも受けは良さそうなファミリー向けのファンタジーで心地よいミュージカルは個人的にはちょっと眠気を誘われました。。。