SFサイバーパンクアニメーションの金字塔、攻殻機動隊シリーズ最新作『攻殻機動隊  SAC_ 2045』

昨年Netflixでシーズン2・全12話が配信されましたが、シーズン1の総集編「持続可能戦争」と同様に12話を再編集して、新シーンを追加した総集編『最後の人間』が3週間限定で特別上映中。

草薙素子率いる防諜機関・公安9課が、高度に発達したAI に引き起こされた経済行為としてコントロールされた戦争“サスティナブル・ウォー(持続可能戦争)”そして、ポスト・ヒューマンと呼ばれる人類共通の敵となる彼らの目指す新世界とは何なのかを解明するために、ポスト・ヒューマンの中心人物・シマムラタカシを追うお話。

ド派手なカーチェイス、至近距離からの銃撃も難なく交わして反撃してくるポスト・ヒューマンとの激しい戦闘、お決まりの光学迷彩で透明化に現実と仮想の曖昧な攻殻機動隊らしい展開と、なかなか理解しにくいところもありますが、近未来サイバーアクション好きならみておくべし。★★★★80点

Netflixのwebアニメの方は一応チェックしてから鑑賞しましたが、総集編だけに、当然ながら端折られている感じは否めません。。。とはいえ、全12話を映画1本にまとめられて、前作の総集編とあわせてストーリーに違和感なくこのシリーズが完結していますし、単なるツギハギの総集編ではなく、2シーズン分ガッツリ見る時間無い人やNetflix入ってなくてWebアニメの方は観れない人でもこの2本観ればちゃんと映画として成り立つようにできているので、総集編とは気付かない絶妙な編集技術にただただ脱帽です

来場者特典はビジュアルシート