川上未映子の短編小説「アイスクリーム熱」を題材に吉岡里帆、松本まりか主演で実写映画化した『アイスクリームフィーバー』

デザイン会社を挫折して退職して、やりたいこともみつからないままアイスクリーム店でバイトチーフとして働く菜摘(吉岡里帆)が、アイスクリームを買いに来たミステリアスな女性(モトーラ世理奈)の運命的な出会いを感じそれ以来彼女が気になって仕方ない。また、近所に住む優(松本まりか)は突然幼少期に家族を捨てて出ていった父親探しに上京してきた姪っ子が押し掛けてきて・・・と、全く関わりのない2人の女性の日常を描くドラマ映画です。

2人の物語は別軸で展開していくので、最初は当然ながら面識も無いのですが、ポイントポイントで会話の中などに関連するエピソード出てきたり、姪っ子の探す父親と姪っ子の母である姉との確執、姪っ子の父親が菜摘のアイスクリーム店の客として現れたり、絶妙に繋がっていき、2人のエピソードが並行して展開しているのかと思ったら思いがけない共通点がわかるなど、まったりした日常系のドラマではありますが、平凡そうに見えてもみんな色々抱えてるんだなと実感できる、特にオチがつく訳でもないのですが、女性はなんとなく共感できるんだろうなって感じのちょっといいお話でした。★★★☆75点

なるほど、あの部屋がすべてをつなげてるのですね・・・

姪っ子との共同生活する優役の松本まりかさんって実年齢は確かに高校生の姪っ子いてもおかしくないくらいですが、見た目も声もめっちゃ若く見えますね。。。

誕生日が一緒でちょっと親近感わきました