前作の「クリスタル・スカルの王国」から15年、シリーズ5作目となる最後の新作『インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』がいよいよ公開

アクションアドベンチャー映画の金字塔インディー・ジョーンズがスクリーンに帰ってくるとは!最初に予告を見たときはかなり胸熱でした

主演は40年以上変わらずハリソン・フォード。

インディー・ジョーンズはこの人しかあり得ないとはいえ、もう80歳ですし、流石に派手な大冒険は無理でしょと思ってましたが、いやいや、いつものムチさばきはもちろん、幾度となく襲いかかってくるナチの残党達の攻撃にも怯むことなく、予告でも出ていた馬でバイクを相手に立ち回り、、三輪タクシー・トゥクトゥクでのカーチェイス、潜水ミッションにインディー・ジョーンズらしい洞窟探検と老体に鞭打つピンチとアクションの連続。ところどころに過去作のオマージュ的な演出があったり、あのジョン・ウイリアムズのテーマ曲、レイダース・マーチもいいタイミングで流れる、インディー・ジョーンズらしい一本。

ただ、アクション盛りだくさんはいいんですが、なんか同じ奴らが先回りして襲ってくるだけで、敵さんの攻撃自体は単調ですし、最新鋭の武器やツールが出てくるわけでもない古き良きアクション感は否めないので、ちょっと物足りなさはあるかもしれません

あと、命を軽んじた印象を受けるのもちょっと個人的には残念です

★★★☆75点。

それでも、冒頭の若い頃のインディー・ジョーンズをCGで再現した列車アクションシーンとか、旧シリーズからのおなじみキャラも登場しますし、最終章にふさわしい締めくくりですかね。