京都の奥座敷・貴船の老舗旅館を舞台に、2分間のタイムループを延々繰り返す中でパニックになりながらも脱出方法を模索する住人達を描いたSF コメディ『リバー、流れないでよ』

公開劇場も全国20館ほどと結構限られていて、全くのノーチェックだったのですが、密かに高評価なのが気になって、ちょうどいい時間にチネチッタで上映していたので観に行って来ました

チネチッタでも、昨日公開なのに2回しかやってなくて、結構満席状態。

タイムループものと言うと、昨年やっていた会社で同じ一週間を延々繰り返す「MONDAYS 」というのがありましたね。あの作品では1週間でも状況を理解できていない人に説明して協力してもらうのはかなり大変でしたが、今回はたったの2分間を繰り返すってどういうことなんだと結構ワクワクして鑑賞しました。

いやいや、これは想像の上をいく展開です。★★★★☆95点

本当にこれは凄い。

きっちり2分経つと2分前のスタート位置に戻るのですが、記憶はそのままなので、初期位置をいったり来たりしながら、旅館の従業員達が顧客対応と脱出策を模索していく展開で、脱出まで実に36回のループを繰り返していきます

どの2分間も、色んなパターンでイベントがあり、2分でこんなにも色んなことが面白おかしくできてしまうのには本当に驚かされます

オチも強引ですが、なるほどと思ってしまう、ぜひ一度観て欲しい素敵な1本。

公開劇場が少ないのは本当にもったいない!!

ヨーロッパ企画という劇団の作品ですが、この作品は二作目にあたり、ちょっと一作目の「ドロステのはてで僕ら」も観てみたくなりました。。。アマゾン有料かぁ。。。

今回の舞台の貴船には昔いったことがあります。

秋口のもみじがきれいだった印象が残ってます。。。