韓国で大ヒットしたクライムサスペンス映画を岡田准一、綾野剛主演でリメイクされた『最後まで行く』

妻とも離婚寸前、ヤクザからの裏金を週刊誌にリークされその責任も問われそうな状況の主人公の刑事・工藤(岡田准一)が、母親が危篤で入院している病院に向かう途中で飛び出してきた男を轢き殺してしまい、遺体をトランクに積めて逃走するも飲酒検問や裏金の監査にやって来た監察官(綾野剛)の尋問予告、同僚刑事からの疑いなど、次々起こる絶体絶命のピンチに、強引かつ奇抜な方法でその場しのぎを繰り返して行くうちにとんでもない事件に巻き込まれていくお話です。。。

これだけ派手にやらかして、それでいて隙だらけの隠蔽工作とか、いくら刑事でもさすがに無理のあるごまかしの連続なので、普通に考えてもとてもじゃ無いですが最後までいける見込みもないのになぜか凌げているとか、サスペンスというよりコメディな感じも否めません。。。母親の棺桶に死体を一緒に入れて火葬してしまえばって・・・

冒頭の轢き逃げからさすがに詰んでる展開かと思いきや、なるほど浅はかな隠蔽のせいで色々話がややこしくなっていて、結局のところ、悪いヤツばかりが繋がっていくというなかなか巧妙な展開。ちょっとなにかと強引かつ都合よすぎて、サスペンスモノとしては個人的には微妙なところ。。。★★★☆70点

最後まで行ってないし(笑)