累計発行部数7000万部を突破している和久井健の人気漫画を実写映画化した『東京リベンジャーズ』続編の『血のハロウィン編-運命-』

原作漫画は昨年完結してるみたいですが、未だ人気作品の待望の実写映画続編で今回は前編・後編の二部作なんですね。

昔は不良だった冴えない青年・武道(北村匠海)が過去に戻るタイムリープ能力に目覚め、抗争に巻き込まれて死んだかつての恋人・日向(今田美桜)を救うために、過去を改変して彼女が殺されない未来へ書き換える、ヤンキー×タイムリープ×サスペンスとなかなか異様な組み合わせの作品です。

前作で彼女の死の元凶の犯罪集団「東京卍會」の前身となる暴走族チームの無敵の総長・マイキーこと佐野万次郎(吉沢亮)に気に入られ卍會の仮メンバーとなり、卍會No.2のドラケンこと龍宮寺堅(山田裕貴)を救ったことで日向の死んでいない世界に変えることができたのですが、今回はデートの最中にまたも日向が命を奪われてしまい、その事故に卍會が絡んでいることを知った武道が再び過去に戻り一連の事件に終止符を打つべく卍會のトップを目指すというストーリー。

どうもヤンキー漫画って、強いやつが正義とか、縄張りがどうとか、やられたらやりかえすとか、チームを抜けたら敵とか、全く共感できない世界観で展開するので個人的に何が面白いのか全くわからないんですよね。。。過去に戻って目指すのが暴走族のトップとか理解できないです。。。

ただ、前半こそそうした「なんでそうなるの?」な展開ですが、それでも今回新たに登場するのキャラクターたちを始め、登場人物の過去に隠された因縁や、発覚する事実、敵チームの謎の総長の正体など、なかなか先が読めないので、なんだかんだと最後まで見入ってしまうところがこのマンガの人気の秘訣なのかもしれません★★★65点

それでもなんでここまで話題になる作品なのかは謎です。。。前半のデートシーンとか今時こんな昭和のラブコメマンガみたいなのやるとか逆に凄いなと思いましたし。。。

そう言えば前回は5秒3セットのチョイ役だった半間役の清水尋也さんは今回はかなり敵キャラとして存在感ありましたね(笑)

血のハロウィン編の後編「-決戦-」は6月30日公開です。

入場者特典はフォトカード