150人の乗客を乗せた飛行機内でウイルスが散布されるバイオテロが起こる韓国のパニック映画『非常宣言』

航行中の飛行機が燃料切れや危機的状況に陥り、正常な航行ができなくなった際に、機長が布告することで優先的に着陸できるという“非常宣言”を題材にした映画ですが、逃げ場のない飛行機の中で、犯人が乗員乗客を巻き添えに自らも感染して死を覚悟したバイオテロに、(想定通り)機長までもが感染してまさに絶体絶命の中で、乗員乗客を救うために交渉、奔走する者、我が身かわいさに、感染者を切り捨ててでも自身の安全を確保しようとする者、感染を広げないために着陸を拒否する者など実際に事が起こった際にあり得そうなシチュエーションで、果たして自身はどういう選択をするだろうと考えさせられる、緊張感のある映画でした

★★★★80点

ちょっとネタバレですが、未知のウイルスの蔓延した他国の飛行機の着陸を求められたとき、受け入れるべきか、拒否すべきか、結構な究極の選択を迫られ、布告された”非常宣言”は本当に機能するのか、最終的な結論には、まぁそうだよねとは思いつつ、人として果たしてそれでいいのか。。。悩ましいところです