アメコミでマーベルと双璧をなすDC コミックの悪役キャラを主人公にした『ブラックアダム』

5000年の封印から目覚めた雷系の魔術を操る破壊神アダム役はパッと見魔術師には見えないムキムキマッチョのドウェイン・ジョンソン。

本作はDC コミックヒーロー達が活躍するDC エクステンデッドユニバースシリーズの11作目にあたります。

電撃と肉弾戦で軍隊もものともしない無敵っぷりは観ていて爽快です。

アメリカから専用機でやってくるアヴェンジャーズみたいなヒーローチームジャスティス・ソサエティのヒーロー達とも相対しながらも、共通のヴィランの登場に共闘したりする、悪そうに見えて実は良いヤツなチョイ悪ダークヒーローは、なかなかキャラもたってて、ストーリーも分かりやすく王道な展開で思った以上に面白かったです★★★★85点

出てくる超人も風を操るX-MENのストームみたいな女の子の“サイクロン”、アントマンみたいな巨大化する“アトム・スマッシャー”、ファルコンどころかまんま鳥人間のヒーロー”ホークマン“、未来を見る魔法使い“ドクター・フェイト”と、ここまでマーベルに寄せてきてて良いのかと思うくらいDCコミックっぽくないのが逆にアメコミヒーローもの好きにウケそうだなと思いました。

エンドロールのおまけ映像で政府高官のアマンダが地球最強を自負するブラックアダムに警告した後にサプライズで登場する彼にも一部の熱狂的ファンらしき外国人の観客が歓声をあげてましたし。。。

久々にイケてるヒーローモノですので、好きな方にはこれはかなりお薦めできます