累計100万部を越え、アニメ化もされている、斉藤洋・作、宮本えつよし・絵の子供に大人気の童話「おばけずかん」シリーズを実写映画化した『ゴーストブック おばけずかん』

原作の童話は「がっこうのおばけずかん」「まちのおばけずかん」「えんそくのおばけずかん」等々結構なシリーズものなんですね。

主人公たちは小学生の仲良し三人組で、祠にお願い事をすると、その願いを叶える代わりに“おばけ”というか一反木綿とか百目とか所謂“妖怪“を「おばけずかん」という本に捕まえていく試練を乗り越える必要があり、その試練に巻き込まれた新任教師と願いを叶えるために、不思議な異世界で制限時間内に指定されたおばけを捕まえるというおはなしですが、童話絵本が原作なので夏休みのお子さま向け作品で正直、『おばけずかん』ってタイトルだったら観に行くこともなかったですね。。。ガッキーが先生役で出演してて、『GHOST  BOOK』ってタイトルだなので、『夏目友人帳』とかみたいなのかなとか思っててちょっと拍子抜け。。。逆にお子さまは『おばけずかん』の実写映画とは気付かないような気もします。これ余計な横文字付けずに『おばけずかん』ってまんまのタイトルにしといた方がターゲットもしぼれてよかったのでは?

いろいろもったいない感じでした。★★☆50点

エンドロール後に続編ありそうな演出もありますが、どうなんでしょうね。。。

まぁ召喚すると捕まえた妖怪の能力を一度だけ使えるので、それを使って試練をこなすとか、設定は悪くないのですが、ちょっとおじさんが独りで観るには物足りないかなぁ。。。