約30年前にミッドウェーゲームズが発売した対戦格闘ゲームを題材にした格闘アクション映画『モータルコンバット』

1995年にも映画化されてて、本作はそのリブート作品なんですね。

この格闘ゲームが出た当時、私はタイトーのゲーセンでバイトしていた頃なんですが、スト2全盛で海外モノの実写テイストの異色のこの格闘ゲームが入荷してきて遊んだ記憶があります。

操作性とかも微妙で当時はスト2ブームにあやかった便乗クソゲーのひとつに近かったのですが、このゲームの醍醐味でもある、相手が瀕死の状態の時に特殊なコマンドを入力することで、相手の心臓をえぐり取ったり、首を脊椎ごと引き抜いたり、それぞれのキャラクター特有の残酷な惨殺演出がある「フェイタルブロウ」というエグいシステムが対戦よりも話題になってました。

映画でもそこは踏襲されてて、結構エグい殺戮シーンも満載です(笑)

真田広之とか浅野忠信とか、日本の俳優さんも結構メインキャラで出てて、最初のシーンとかいきなり日本語で英語字幕で始まるのでなかなか意表を突いてくれます。

今さらのモータルコンバットですが、主人公的な映画オリジナルキャラクターがあまり強くなくて、修行したりピンチに追い詰められて成長していく流れで、懐かしさも相まって、ゲーム題材の映画にしては思ったより楽しめました

★★★☆70点

単発の映画かと思ってたら、主人公も微妙に成長しきらない感じだし、終わりも中途半端だなぁと思ったらなるほど続く・・・ですか。

でもアリかも