アニメーション業界で夢を追いかける5人の女の子達の奮闘を描いたアニメ働く女の子シリーズ第2弾『SHIROBAKO』が5年ぶりに新作劇場版で公開中。

アニメは全24話放送されてたようですが、この作品も劇場版が初見です。
まだまだ知らないアニメもホント多いものです。
SHIROBAKOはアニメーション制作会社"武蔵野アニメーション"を舞台に、アニメ制作に関わるプロデューサー、監督、脚本、3DCGクリエイター、アニメーター、声優たちが繰り広げるアニメ制作の舞台裏を描いたお話で、劇場版はテレビアニメから4年後、パッとした仕事の無い武蔵野アニメーションに、公開まで一年を切ってるのにタイトルくらいしか決まっていない劇場版の制作を引き受け、かつての仲間達の協力を得ながら完成を目指していくストーリー。
好きな仕事をしながらも、大手に比べて先行きの不安な制作会社でこのまま続けて行けるのか自信も揺らぎ、葛藤しながらも、真摯に、前向きに、こだわりを持ってクオリティーの高い作品に仕上げていく様は、大変だけどなんかこういう生き方っていいなぁと思えます。
こういうのを観ると、テレビや劇場で観るアニメもそんな苦労を越えて公開に漕ぎ着けてるんだなぁと出来上がった作品だけを観て勝手に好き嫌いを評価してるのはなんか申し訳なくもなりますね。
まぁ創る側と観る側はそれぞれ役割が違うので、制作の苦労を考えて観たりする必要は無いのかもしれませんが、一本の作品にはたくさんの方々のこだわりや想いが込められてると思って観ると、なんとなく流してみていたワンシーンのこだわりポイントなんかにも気付けそうですね。
初めてSHIROBAKOってアニメを観ましたが、なんか色々考えさせられ、働く人たちにはぜひ観て欲しいなぁって思えるいい映画でした
★★★★80点
今更ながらテレビアニメの方も探して見返してみようかな・・・
個人的には途中にはいるミュージカルシーンや人形達のしゃべるシーンがちょっと余計かな・・・
アニメ映画の定番週替わり来場者特典の1週目は関口可奈味書下ろしのミニ色紙
全5種・・・
私のはこれでした